理念
日本国際教育の先駆者、
クラーク博士の精神を学びの理念に!
「Ambitious(アンビシャス)」。
それは、夢や目標をかなえたいという気持ちをあらわす言葉。同じような意味を持つ「Wish」「Hope」よりも、夢を絶対に叶える!という強い意志を持った言葉です。クラーク博士は、日本に訪れる前、後の大統領となったリンカーンとともに、アメリカという国をひとつにする夢を実現しました。また、北海道の開拓を託されて来日した際には、教育にかける自らの使命を燃えるような情熱で成し遂げました。強い意思が、未来を創る。そのことを知っていたからこそ、志をもって努力することの大切さを「ambitious」という言葉に託したのでしょう。
クラーク記念国際高等学校は、このようなクラーク博士の精神を引き継いで創立。クラーク家より、クラーク博士の精神を受け継ぐ高校と認められた世界で唯一の教育機関です。
クラーク記念国際高等学校は、学校教育法第一条に定められた高等学校です。
通信制高校のクラークの卒業資格は、大学受験や国家公務員試験・地方公務員試験、さらには海外大学の受験、各種国家資格取得の際も、全日制高校の卒業資格とまったく同等に扱われます。
沿革
1992年、広域通信制高校として日本で6校目、24年ぶりの認可となる「クラーク記念国際高等学校」が誕生しました。広域通信制高等学校の制度は、中卒勤労青年の激減と共にその役割は達成したと思われていました。しかし、当時の全日制高校や教育制度の枠では収まりきらない子どもたちにとっては、何よりも有効な制度だと考える熱意が認められ、新たな社会的役割を担う制度として実に25年ぶりの認可を得ることができました。
現在では全国で11000名以上が学ぶ日本最大の高校へと成長しています。
1992年 (平成4年) |
広域通信制高校として日本で6校目、24年ぶりの認可となる「クラーク記念国際高等学校」開校 |
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第1回スクーリングを開催(北海道本校にて) | |
第1回海外留学を実施(ニュージーランドにて) | |
1993年 (平成5年) |
全国に先駆けて社会体験学習を導入 |
1995年 (平成7年) |
総合学習を先取りした「ゼミ制度」を開講 |
1998年 (平成10年) |
単位制による通信制課程を開設 |
「パフォーマンスコース」を新設 (東京キャンパス) | |
1999年 (平成11年) |
「北の大地 元気の泉キャンパス」を設置 (北海道深川市) |
2000年 (平成12年) |
第1回ホームヘルパー養成講座を開講 |
2001年 (平成13年) |
地球学校で三浦雄一郎校長と大矢洋君(芦屋3年)がヒマラヤ・メラピーク(標高6,476m)登頂成功。世界最年少(18歳)登頂記録樹立 |
2002年 (平成14年) |
パフォーマンスコース生がミュージカル「SILVER」公演(東京都・三百人劇場にて) |
2003年 (平成15年) |
全国生徒数10,000名を突破 |
2004年 (平成16年) |
「普通科」を新設し、大学進学体制を強化 |
「クラーク記念ヒマラヤ小学校」(ネパール)を開校 | |
2005年 (平成17年) |
全教員を対象にした「学習心理支援カウンセラー」資格を導入 |
2006年 (平成18年) |
トリノ冬季五輪スノーボードに竹内智春さん・家根谷依里さん(本校卒業生)W出場 |
2008年 (平成20年) |
三浦雄一郎校長、75歳7ヶ月で2度目のエベレスト登頂成功 |
2010年 (平成22年) |
バンクーバー冬季五輪スノーボードに、卒業生の竹内智香さん、家根谷依里さん、野藤優貴くんがトリプル出場 |
2011年 (平成23年) |
通信制高校初となる女子キャンパスを横浜青葉に開校 |
2012年 (平成24年) |
創立20周年 |
2013年 (平成25年) |
三浦雄一郎校長、80歳7カ月で3度目のエベレスト登頂成功 |
2014年 (平成26年) |
卒業生の竹内智香さんがソチ冬季五輪スノーボードで銀メダルを獲得(日本女子初) |
2017年 (平成29年) |
創立25周年 |
全日型教育のパイオニア
多様化する生徒のニーズにこたえるのは、
クラークの“全日型教育”。
※"全日型" "週5日"の表記は教育連携先の高等専修学校と併修する場合には該当しません。
充実したキャンパスライフを!
毎日制服を着て通学します。
通信制における全日型教育では、全日制高校と同様、充実したキャンパスライフを送ることができます。
クラークの全日型コースでは制服を着用し、週に5日通学(※一部のキャンパスやコースを除く)します。通信制とはいえ、「キャンパスに来て学ぶ」というスタイルで高校生活を送るので、友達や先生とコミュニケーションを取る機会や、行事・部活・課外活動も多く、充実したキャンパスライフを送ることができます。
柔軟なカリキュラムを組めるのも特徴!
だから好きなことや、やりたいことをとことん学べる!
通信制における全日型教育の大きな特徴・強みのひとつが、カリキュラムや単位取得の柔軟性です。生徒のニーズに合わせたカリキュラム設定が可能なので、好きなことややりたいことにとことんチャレンジすることも可能。多彩なゼミ授業や大学受験対策授業なども通常の時間割の中に組み込まれています。
なお、クラークには「国際」、「福祉」、「声優」など様々な特化型コースも数多く設置されていますが、これらも通信制において全日型教育を導入するクラークだからこそできる教育と言えるでしょう。
運営母体
「挑戦と創造の教育」をモットーに
教育を展開する学校法人創志学園が運営母体です。
私たちクラーク高校の母体である学校法人創志学園は、「挑戦と創造の教育」をモットーに、世代ごとのニーズに幅広く、そしてきめ細かく対応するために新しい教育への挑戦と創造を重ね、成果をあげてきました。これからも民間教育機関にしかできないオリジナリティ溢れるアプローチを通して、社会の変化に即した教育事業、学校づくりに取り組んでいきます。
三浦雄一郎校長からのメッセージ
2013年5月23日、80歳で3度目のエベレスト登頂達成!クラークの校長は世界一の冒険家です!
僕は2003年に、当時の世界最高齢70歳7ヵ月でエベレスト登頂を果たしました。しかし、その日は雲のために良い景色を眺めることができず、「次は晴れたエベレストを制覇しよう」と決意したんです。そして2008年、心臓不整脈など様々な難題を克服し、75歳で再びエベレスト登頂。その際に抱いた「80歳でもう一度世界の頂上に立ちたい!」という夢を2013年5月23日、とうとう達成することができました。今回も夢達成までの道のりは決して平坦ではありませんでした。2度目のエベレスト登頂の翌年に骨盤と左大腿骨を骨折、2012年11月と2013年1月には心臓手術を受けました。しかし夢を諦めることなく、それに向かってしっかりと計画を立て、一歩ずつ一歩ずつ地道なトレーニングを重ねて、ついに80歳で3度目の世界の頂上に立つことができたのです。
「あきらめずに一歩ずつ進んでいけば、夢は叶う。」僕は1992年の開校以来クラーク高校の校長を務めていますが、このことをずっと言い続けています。クラークは、君が君だけのチャレンジを続ける場所。オンリーワンをめざす、オンリーワンの道のりがここにあります。さあ、先生や仲間たちと助け合いながら歩いていこう。君にしかできないことが、きっとあるはず。僕らと一緒に、新しい自分を見つけていきましょう!
校長 三浦 雄一郎プロフィール
1964年、イタリア・キロメーターランセに日本人としてはじめて参加。世界最高地点スキー滑降(ギネスブック掲載)、世界七大陸最高峰スキー滑降完全制覇など、世界的記録を次々と樹立。2003年当時、世界最高齢でエベレスト登頂。2008年5月、75歳で2度目の、2013年5月、世界最高齢80歳で3度目のエベレスト登頂に成功。70歳以上のエベレスト登頂者は世界でわずか4人であるが、3度も達成したのは三浦雄一郎ただ1人であり、今後もこの記録が破られることはないだろう。行動する知識人としても国際的に活躍し、記録映画、写真集、著書多数。1992年の開校時より、クラーク記念国際高等学校校長。