クラーク高校を知ろう!|通信制高校(単位制)のクラーク記念国際高等学校

卒業生の皆さまへ

特別座談会:生徒を伸ばすクラークの教育とは?

日頃からクラークをサポートしてくださっている栗原慎二先生と井上英昭先生をお招きし、
三浦雄一郎校長とともにクラークの教育について語っていただきました。

「好き・得意」を育てるカリキュラム

三浦
長年、校長を務めていて感じるのは、子どもたちは一度やる気に火がつくと恐るべき力を発揮するということです。先日も、中学時代は英語の成績が1や2だったという生徒が上智大学に合格しました。彼はクラークで英語が好きになり、長期留学なども経験したことでTOEICのスコアが800点台後半に伸びたのです。
井上
自分の長所や好きなことがわからなかった生徒でも、それを見つけられる、そして伸ばせる。全日型通信制のメリットを活かした柔軟なカリキュラムだからできることですね。
三浦
その通りです。通信制というのはもともと働く人のためにつくられたシステムなので、働く時間が確保されています。そのために、履修課程の一部を家庭学習に置き換えることも法的に求められています。クラークではその分をコース授業や特別授業に充てることで、一人ひとりに合った柔軟なカリキュラムを提供できるようになっています。
栗原
だから海外留学も実現するのですね。たとえば半年間オーストラリアに行っても、留年しないで進級できる。中学時代には考えられなかった未来がひらけると思います。

子どもに自信や夢を持たせる教員の力

三浦
カリキュラムに加えて、子どもに自信をつけさせるため、教員の育成にも力を入れています。教員全員が取得する「学習心理支援カウンセラー」の研修制度は栗原先生が構築してくださいました。
栗原
あの研修制度はどの学校よりも厳しいと自負しています。もちろん基礎から始めるのですが、基礎課程でも36の研修と在宅での学習、レポート、シンポジウムへの参加、そして学習心理支援カウンセラーの認定試験が課せられます。さらに実践課程、専門課程とステップアップして、専門課程を修了すれば学校心理士(スクールカウンセラー)の資格まで取得できるようになっています。
井上
それは大変な努力が必要ですね。日本中の公立学校の初任者研修の中でも一番厳しいと思いますよ。
栗原
はい、おそらく基礎課程でも、都道府県の研修制度では中級レベルに相当すると思います。それほど厳しいものですが、私が先生たちに伝えたい、この研修の根底にあるメッセージは「愛すること、信じること、希望を失わないこと」なのです。周りから認められにくかった子どもに、クラークの教員こそが「キミにはこんないいところがある」と本気で言ってあげてほしいという思いを込めています。そこで初めて、子どもは自信や夢を持てるようになりますから。

「夢・挑戦・達成」の素晴らしさを体現

三浦
夢を持つことで引き出される力は、本当に強いものですね。私はこれまで3度エベレストに挑戦する中で、さまざまなケガや病気に見舞われてきました。80歳で3度目のエベレスト挑戦を考えていた76歳の時には、大腿骨を骨折し、医師からは治っても車椅子の生活だと…。それでも「世界最高齢でエベレスト登頂を達成する」という夢があったから、辛いトレーニングにも耐えられました。
栗原
凄い、普通なら絶対にあきらめてしまう…。三浦校長の姿そのものが、「夢・挑戦・達成」の素晴らしさを示していますね。
三浦
でも、私も最初からポジティブだったわけではないのです。子どもの頃の私は身体が弱くて、結核であまり学校に行けなくて、中学校の試験に落第しました。落ち込んで引きこもっていたら、母親がこう言ってくれたのです。失敗ほど人間を成長させるものはない、中学校を落第したことはすばらしいことなんだと。ここを乗り越えたら絶対すごい人になれる、って。私はすっかりその気になっちゃって(笑)。
栗原
お母様は信じておられたんですね。わが子のことを。やっぱり「愛すること、信じること、希望を失わないこと」は大事ですね(笑)。

学力を基礎から引き上げて大学進学へ

井上
夢を達成するには学力も必要ですが、その点でもクラークには「基礎学力オールチェック」や「習熟度別クラス編成」という取り組みがありますね。つまずいている箇所を洗い出して徹底的にやり直したり、自分のレベルに合わせて学習できるという。そのきめ細かさには驚きました。私の専門は数学なのですが、数学のチェック項目を見ても80近くの段階があって、中学以前の復習から行える。もちろん、学力のある生徒はさらに伸ばして難関大学を目指すこともできる。
栗原
他の学校では、なかなかここまでの対応はできないと私も思います。一般的には、個々の学力の格差はケアされないまま大学に送り出され、大学もそのまま受け入れているのが実状ですよね。そして大学に入ってから苦労したり、伸びないままだったり。クラークでは大学に見合った学力を備えて進学できるので、そういう不安を持たずに自分の好きな専門分野の学問に集中できると思います。

生活指導や進路指導のきめ細かさも評価

井上
また、生活指導や進路指導がしっかりしていることも私は評価しています。生活指導については、服装や態度の乱れを正して、学習に取り組む雰囲気づくりがきちんとできている。私の経験上、学力調査で伸びない学校というのは、やはり生活指導が行き届いていません。子どもたちに学修意欲を持たせようと思えば、まず生活指導を徹底して、学習に取り組む雰囲気をつくらねばならない。クラークには、その雰囲気があるのです。進路指導についても、一人ひとりの能力、関心を見極めながら非常に緻密にやっておられる。
三浦
うれしいお言葉です。生活指導も進路指導も、家庭と密に連絡を取りながら取り組んできた結果だと思います。
井上
中学校の校長先生たちと話をすると、クラークの進学状況の良さにびっくりされますよ。それほど、先生方が頑張って指定校推薦枠などの進学先を開拓されている。系列校も充実していますしね。

今後も進化するクラークに期待

栗原
私はよく「リスタート」という言葉を使うのですが、クラークほどリスタートに必要なものが揃っている学校は他にないと思います。生徒の良さをちゃんと見つけてあげられる教員、その良さを伸ばして夢を達成できる学習システム。日本には、こうした学校があまりにも少ないと感じています。これからも期待しています。
井上
私も長年、教育顧問として関わっていますが、最近ではWeb学習システムなどのICT教育を導入されたり、時代とともに教育内容が進化していることを間近で感じています。わが子の不登校にお悩みの保護者の方もおられると思いますが、この学校なら一切心配する必要はない、卒業しても自信をもって進んでいける学校ですよと伝えたいですね。今後も、クラークには先駆者の道を歩き続けてほしいと願っています。
三浦
ありがとうございます。一人でも多くの子どもたちの「夢・挑戦・達成」のために、クラークはこれからも進化していきます。

CAMPUS GUIDE クラークは全国に教育を展開し、11,000名を超える生徒が学んでいます。