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【授業】PBL学習「江戸文化探究」──上野の歴史を歩き、学びを深める

柏キャンパスでは、PBL(課題解決型学習)の授業「江戸文化探究」の一環として、上野エリアでのフィールドワークを実施しました。この授業では、江戸時代の文化や人々の価値観に触れながら、現代社会とのつながりについて生徒たちが主体的に考える力を養っています。
当日は、生徒たちが当日配布された探究ワークシートを手に、寛永寺根本中堂、不忍池弁天堂、上野東照宮、黒門、上野大仏、清水観音堂、彰義隊墓所といった歴史的スポットを巡りました。
ワークシートには、「江戸の宗教と信仰」「戦と記憶」「庶民の文化と娯楽」などのテーマが設定されており、生徒たちは班ごとに興味あるテーマを選び、各所で観察や記録を行いました。「なぜこの場所が残っているのか」「この時代の人々は何を大切にしていたのか」といった疑問を出し合いながら、互いに意見を交わし、現代とのつながりを考える探究を深めていきました。
現地では、上級生が下級生をリードする自然な姿も多く見られ、班の中での協力や役割分担が学びをより充実したものにしていました。文化遺産を実際に見て、考え、感じる経験は、生徒たちの内面的な成長にもつながる貴重な時間となりました。
教室での学びを実社会と結びつけるPBL型の取り組みは、生徒たちにとって「自ら問いを立て、探究する力」を育む絶好の機会です。今後もこうした活動を通じて、思考力・判断力・表現力を実践的に養っていきます。

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