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【授業紹介】生活と科学のつながりを学ぶ 〜1年生「科学と人間生活」〜

クラーク記念国際高等学校柏キャンパスの1年生では、理科科目「科学と人間生活」の授業を通して、日々の生活と科学のつながりについて学んでいます。
この授業で培った科学的な視点や学びの姿勢は、2年生以降の理科科目へとつながっていきます。2年生では「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」など、より専門的な内容にステップアップし、科学の原理や法則を系統的に学習。さらに3年生になると、「物理」「化学」「生物」といった基礎なしの理科科目を選択することも可能です。進路や興味・関心に応じて、より高度で探究的な学びへと発展していきます。
最近の授業では、序編:科学技術の発展と人間生活の歴史に取り組みました。生徒たちはグループごとにテーマを設定し、調べ学習と発表を実施。人類の暮らしはどのように便利になってきたのか?どんな科学技術が社会を変えてきたのか?といった問いに向き合い、それぞれが特色ある発表を行いました。自らの関心を深めながら、仲間と協力して成果をまとめあげる経験は、主体的な学びへの第一歩となっています。
その後の授業では、第1編:物質の科学へと進み、第1章:材料とその再利用に取り組んでいます。日々のレポート課題で得た基礎知識をもとに、この材料はどうやって再利用できるの?なぜリサイクルが必要なの?といった疑問や関心を出発点に、仲間と協働しながら探究のきっかけを見つけていく学びが進められています。
また、理科があまり得意でない生徒も前向きに取り組めるよう、他教科とのつながりを意識した授業展開も取り入れています。たとえば、社会科で学んだ歴史や地理の知識、国語の表現力などを活かしながら、科学的に物事を見るとはどういうことか?を多角的に考えていきます。
「科学って難しそう…」というイメージを持っていた生徒たちからも、「生活とつながっていると分かると面白い!」「自分の興味から入れるのがいい」といった前向きな声が聞かれています。
これからも、身近なふしぎや自分の関心から科学に触れ、学ぶ楽しさを感じられる授業づくりを進めていきます。

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