【日本百名山リレー登山プロジェクト】③南アルプス赤石岳・悪沢岳へ挑戦!いざ山頂へ
昨年度の聖岳・光岳登頂に続き、「南アルプスに登りたい」という強い意志を胸に、険しい稜線を一歩一歩踏みしめながら前進しました。児玉ガイドのもと、登山では片足で立つバランス感覚を意識し、岩場では三点支持を守り、高山病予防には深い呼吸を心がけるなど、実践的な登山技術を丁寧に身につけていきました。
この登山は、単に頂上を目指すだけの活動ではなく、「自然と共生する力」を育む学びの場でもあります。生徒は、高山植物や地層、動物たちの痕跡に触れながら、自然の厳しさと美しさを肌で感じる貴重な体験を重ねました。
深田久弥は著書『日本百名山』の中で「どうあっても悪沢岳でなければならぬ」と記しています。その言葉には、山の名に込められた誇りと敬意が込められています。名峰に立った生徒の姿は、百名山登山リレーの目的を胸に、挑戦と成長の一歩を力強く刻みました。