静寂の中に学びあり──書道Ⅰスクーリング最終回、筆ペンで「美しい文字」と向き合う

高校1年生を対象に「書道Ⅰ」のスクーリング授業を実施しました。
この授業は進級に必要な必修科目のひとつで、年間4回のスクーリングとして行われています。今回はその最終回。20名あまりの生徒が登校し、静かな緊張感の中で筆ペンを手に取りました。

今回のテーマは「ペン習字」。
これまで硬筆での表現を中心に学んできた授業とは異なり、筆ペンを使って日常でも活かせる“美しい文字”の書き方を練習しました。
先生からは「文字の形だけでなく、書くときの姿勢や呼吸も大切」というアドバイスがあり、生徒たちは一画一画に集中しながら、真剣な表情で取り組んでいました。

清書の時間
授業の後半では、自分の名前や短い言葉を清書。
丁寧に仕上げられた作品を見せ合いながら、
「思ったよりうまく書けた!」「次はもっとバランスを意識したい」といった感想が交わされていました。

「書道Ⅰ」は、単に文字を学ぶだけでなく、集中力や丁寧さを育む大切な時間です。
静寂の中で筆を走らせるひとときは、自分と向き合う貴重な機会でもあります。
最終回を終えた生徒たちは、達成感とともに「書くことの奥深さ」を実感した様子でした。
普段の生徒の様子を見ることができます!