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ごみ拾いはスポーツだ!!~第3回クラGOMI開催~

クラーク記念国際高等学校では、PBL(課題解決型学習)の一環として「上荒田絆プロジェクト」に取り組んでいます。
日頃からお世話になっている上荒田町地域のために自分たちができることを探るべく、日々さまざまな活動を行っています。
今回は、クラーク高校の伝統行事である「宇宙の日」の取り組みと掛け合わせた活動を実施しました。
今回は、その活動の様子をお届けします。

目次

宇宙の日って?

クラーク記念国際高等学校では、毎年11月10日を「クラーク宇宙の日」としています。
これは、生徒たちが開発に関わった小型人工衛星「ClarkSat-1(愛称:Ambitious)」が、2023年11月10日にアメリカのNASAケネディ宇宙センターから打ち上げられたことを記念した日です。
この日は、全国のクラークのキャンパスで、宇宙や地球の未来について考える特別なイベントを行います。
宇宙探究部の活動発表や特別講演、トークイベント、各キャンパスごとのプロジェクトなどを通して、
・宇宙に興味をもつ
・宇宙の視点から地球の問題を考える
・未来のリーダーとして、自分にできることを考え、行動する
ことを目指しています。
今年のテーマは「未来を担う私たちが考える ~これからの宇宙と地球~」でした。

午前中は成果発表会と講演会です!

午前中の最初のプログラムでは、「宇宙米・大豆プロジェクト」の成果発表を行いました。
この取り組みは、昨年度からスタートした探究学習で、
“将来、人が月に住むようになったとき、月面でお米を育てることはできるのか?”
というテーマに挑戦しています。
月面の環境や栽培条件を調べながら、
「どのような方法なら月でお米を育てられるのか」
「地球とは何が違うのか」
といった課題について、班ごとに試行錯誤しながら考察を進めてきました。この日は全国の予選会を勝ち抜いた代表の生徒たちが京都キャンパスに集合し発表をしました。

鹿児島キャンパスからも見事、全国大会へ進出し、堂々と発表を行ってくれました!

鹿児島キャンパスで見守る生徒もドキドキです…!

全ての代表生徒たちの発表が終わり、結果はなんと鹿児島キャンパスの生徒が全国最優秀賞を獲得することができました!
またその時の様子は更新いたしますのでお楽しみに🎶!

午後からはいよいよごみ拾いです!

みなさんは「スポGOMI」をご存じでしょうか?
スポGOMIとは、1時間の制限時間の中で、どれだけ多くのごみを拾えるかをチームで競う新しいスポーツです。
「スポーツ」と「ごみ拾い」を融合させた競技で、全国各地で取り組まれています。
今回は、クラーク鹿児島キャンパス版として「スポGOMI」をアレンジし、
“クラGOMI” と名づけて開催しました!
日頃からお世話になっている上荒田町に少しでも恩返しをしたいという思いのもと、
生徒たちは班ごとに分かれて、地域のごみ拾いに取り組みました。

毎年恒例となった掛け声「ごみ拾いはスポーツだ!」

ごみ拾いを始めてみると、タバコの吸い殻やペットボトルなどの生活ごみだけでなく、
長いあいだ放置されていたと思われるごみも多く見つかりました。

その後はキャンパスに戻り、回収してきたごみの分別を最終確認し、各班ごとに取得量をチェックしました。袋いっぱいに集まったごみの重さや種類を比べながら、「こんなに拾ったんだ!」と驚く生徒の姿も見られました。
最終的には、地域の中からこんなにも多くのごみを回収することができ、生徒たちは達成感とともに、日頃の生活の中で環境を意識する大切さを改めて実感していました。

今後について…

今後は、PBLの授業の一環として「上荒田クリーンマップ」の作製に取り組む予定です。
今回のごみ拾いで撮影した写真をマップに反映し、上荒田町の“どこにどんなごみが落ちているのか”を分かりやすく可視化していきます。
完成したマップは、地域の皆さまへお配りすることを目標としています。
今回の活動を単なる清掃で終わらせず、次の探究につなげていくことで、地域に貢献できる学びへと発展させていきます。
上荒田のために自分たちができることを探しながら、生徒たちはこれからも探究活動を進めていきます。
今後の成長と新しい挑戦に、ぜひご期待ください!

今回の経験を生かし、生徒たちはこれからも上荒田のためにできることを探していきます。
次回の活動もぜひお楽しみに!

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