【学習】「理科（生物基礎）」授業　～免疫の仕組みについてお互いに説明してみよう～

　1年生の「理科（生物基礎）」授業では、免疫について学習しています。今回の授業は、先生の説明を聞いてノートをとる形ではなく、生徒たち自身が他の生徒に説明する授業です。
　初めに「免疫について知っていることはなんですか？」という問いに答えてもらったところ、「乳酸菌飲料のCMで見た」　「睡眠や食事によって高まる」　「病気に対抗する力」などという意見が出ましたが、体内でどのような細胞が、どのような流れではたらいているか答えられている生徒はあまりいませんでした。
　しかし、グループの中でプリントの内容を手分けして確認し、自分の担当部分を他の生徒に説明する活動を行ったところ、それぞれのつながりを理解し、免疫の全体の流れを説明できるようになりました。活動中は、「この樹状細胞が病原体を食べてくれる」　「その樹状細胞は、こっちでT細胞に病原体の情報を教えている」　「そのT細胞がB細胞と病原体の情報を合わせていると思う」など生徒たちでつながりに気づくことができ、これらの部分的な情報をパズルのように繋げ、免疫全体の流れを説明できるようになりました。

　専修学校クラーク高等学院札幌大通校では、このように生徒が主体的に学ぶことができるよう、様々な授業スタイルでの学習を展開しています。ご興味のある中学生または保護者様はぜひ学校説明会やオープンスクールにお越しください。