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【学習】 第3回顧みられない熱帯病コンテストに参加しました

 専修学校クラーク高等学院札幌大通校では、従来行われてきたような教科書の内容に沿って知識や学力を身につけることを目指すような授業以外に、教科書には載っていないような答えのない問いに向かって探究する学習も行っています。2年生の理科の授業では、生徒一人一人が自ら考えた問いについて探究し、その成果を評価してもらえるような学校外のコンテストなどにエントリーしています。今回は、日本ではあまり馴染みのない「熱帯病」について探究し、コンテストに参加した生徒を紹介します。

 NTDs(Neglected Tropical Diseases)とは、主に熱帯の貧困地域にみられる病気のうち、罹患者などが多く本来世界の課題であるべきはずのものが、流行していない地域では知られていない、新薬開発のコストを回収できないなどの様々な理由から目を向けられていない・顧みられていないものを指します。こちらの生徒は、世界共通の課題としてNTDsに立ち向かっていくにはどうしたらよいかということを考え、熱帯病のことを楽しみながら学べるカードゲームを考案し、「顧みられない」から「顧みられる」熱帯病にできるよう取り組んできました。

 カードゲームを作成するにあたって、ゲームの楽しさを保ちつつ熱帯病について誤解が生まれないようにするため、正しい情報を調べて整理し、それをゲームが成立するようアレンジすることを工夫しました。また、将来教員を目指しており、このような教科書で大きく扱われない世界の課題について知ってらもう教材を作成することに意欲をもって活動することができました。

 そうした活動を評価され、1/10(土)に開催された第3回顧みられない熱帯病コンテストの最終審査会に進出し、オンラインで発表をすることができました。その結果、GHITパートナーシップ&イノベーション賞という特別賞を受賞することができました。

 生徒は、「まさか受賞するとは思っておらず、率直にうれしいです。昨年の4月から探究に取り組んできて、初めて目に見える形で今までの取り組みの成果を実感できたので、継続することと挑戦することの大切さに気付きました。校内で行ったアンケートでは熱帯病を知っている人が少ないという現実を知ったし、自分自身もこのコンテストを通して知ることができたので、もっとNTDsを知る人が増えるよう活動したいと思います。」と語ってくれました。

 今後は、フリースクールで実際に中学生にカードゲームを体験してもらい、ゲームを通して中学生はどのように感じるかなどフィードバックをもらい、さらなるブラッシュアップを続けて将来的には教材として活用できるようにしていく目標のようです。将来の活躍に期待しています。

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