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eスポーツで日本史を探究!フォートナイトが学びのフィールドに

2025年7月26日、クラーク記念国際高等学校千葉キャンパスeスポーツ専攻の生徒たちが、千葉市eスポーツ協会主催のプログラムに参加しました。使用されたのは、世界的に人気のゲーム「フォートナイト」。ただし今回は対戦ではなく、「メタバース空間を活用した日本史の探究」がテーマ。ゲームの世界を舞台に、歴史を深く学び、発信するという新たな学びのスタイルに挑戦しました。

【発表の様子】

目次

地域とつながる学びを通じて、生徒の可能性を引き出す


本プログラムは、千葉市eスポーツ協会様のご提案を受け、eスポーツ専攻の希望生徒を対象に実施されました。狙いは、eスポーツを“プレイ”するだけでなく、“学びや社会貢献の手段”として活用する視点を養うこと。ゲームに親しんできた生徒たちが、地域連携の中で「新しいeスポーツのかたち」を体験できる貴重な機会となりました。

メタバースで歴史の旅へ――準備から発表まで主体的に関わる


当日は、まずフォートナイト上に再現された日本の歴史的時代を体験。その後、生徒たちはそれぞれが調べたことや感じたことをまとめて発表するという流れでした。中には、事前準備や運営補助といったボランティアの役割も担った生徒もおり、活動は多岐にわたりました。

【話し合う様子】

活動の中で印象的だったのは、生徒たちの主体性です。ゲームという馴染みのあるツールを使いながらも、「ただの遊びでは終わらせない」という意識が全体に見られました。「この時代の人たちはどんな生活をしていたのか?」「現代とどうつながっているのか?」といった問いを立て、互いに意見を交わしながら発表の内容を練り上げていく様子には、大きな成長が感じられました。

Students Voice「遊びの感覚だったけど考えるほど面白くなった」

最初は遊びの延長だと思っていたけれど、調べていくうちに日本の歴史がぐっと身近に感じられました

自分の意見をチームで発表するのは初めてだったけど、やってみたら楽しかったし、自信がつきました

活動を通じた内面の変化を語ってくれました。

初の地域連携参加が、未来の活動への一歩に


今回の活動に参加したのは、外部活動への参加が初めての1年生が中心でした。担当教員は、「緊張もあったようですが、自分の考えを持ち、発信しようとする姿勢に大きな成長を感じました。競技としてのスキルアップだけでなく、eスポーツを通して社会と関わる経験を今後も重ねてほしい」と話します。

【集合写真】

千葉キャンパスeスポーツ専攻では、今後もゲームの枠にとらわれない学びや地域とのつながりを大切にしながら、生徒一人ひとりの興味・関心を原動力に、将来を見据えた活動を続けていきます。

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