【授業風景】相手を思い、学びをデザインする~ピアアシスタント授業で実習に向けた企画づくり~
クラーク記念国際高等学校 柏キャンパスでは、生徒が“誰かのために行動できる力”を育むことを目的に、「ピアアシスタント」の授業を展開しています。この取り組みでは、生徒たちが互いに学び合い、支え合う姿勢を実践的に学びます。
現在、生徒たちは実習に向けて、目標の設定と企画立案に取り組んでいます。実習先の子どもたちにとって、楽しく学べる時間となるよう、各班でアイディアを出し合いながら真剣に準備を進めています。
「どうしたら子どもたちが夢中になってくれるだろう?」
「安全に、楽しく取り組める工夫は何かあるかな?」
生徒たちは相手の立場に立ち、伝え方や進め方にも細やかな配慮を加えながら、活動内容を具体化していきます。各班ごとに企画内容は異なりますが、どのグループにも共通しているのは、「楽しんでもらいたい」という温かな思いと、メンバー同士の協力です。
ただ実施するのではなく、“伝える力”“支える力”“考える力”を育むこの実習準備の過程は、生徒たちにとって貴重な学びの連続です。
本番では、実習先の子たちの笑顔を引き出すピアとして、生徒たちの成長した姿が見られることでしょう。

