【授業】文字にして自分を見つめ、未来を描く ― 自己物語化の学習
校では、国語表現の授業において「文字化によって自分を見つめ、未来をデザインする」学習を実施しました。1時間目では、まず「自分を一言で表す」課題に取り組み、書けない感覚から“自分を知るための問い”を生徒自身が生み出すところから学習が始まりました。続いて、心が動いた出来事や価値観を振り返る質問ワークを通して、自分を形づくってきた経験を言葉にし、100字の自己表現文としてまとめました。他者の年表を読み取る活動では、人生を“物語”としてとらえる視点を獲得しました。
2時間目はキャリア心理学を学び、自分の価値観を「人生の軸」として短く言語化。その軸をもとに未来の自分の物語を描き、最後に「〇年後の自分の一日」を創作作品として仕上げました。
生徒からは「初めて“自分とは何か”を問いながら書いた」「未来を文字にすると本当に実現しそうに感じた」などの感想が寄せられ、自分と向き合う貴重な学習となりました。


