【学習】「保健体育」授業 ~保健体育×情報モラル 災害時の情報発信でみんなで命を守る~
本校では、保健体育と情報の教科横断授業として、「SNSの発信を通して共助(共に助け合う)を考える授業」を実施しました。近年、災害時や非常時においてSNSは重要な情報源となる一方、誤った情報やデマが広がる危険性もあります。そこで今回は、身近なSNSの使い方を題材に、「自分の発信が誰かの助けになるとはどういうことか」を考えることをねらいとしました。
授業では、災害が発生したという想定のもと、カード教材を使いながら「この情報は発信してよいのか」「発信するとしたら、どのような点に気をつけるべきか」をグループで話し合いました。生徒たちは、被害状況や支援情報を伝えることの大切さを感じる一方で、安易な発信が混乱や不安を招く可能性があることにも気づいていました。
授業の中で特に大切にした視点が、信頼できる情報発信の合言葉である「あ・ま・い」です。「あ」は安全を確認すること、「ま」は間違った情報になっていないかを考えること、「い」は位置情報を上手に使うことを意味しています。発信する前に自分の身の安全を守れているか、情報は正確か、場所や日時が分かる形になっているかを意識することで、情報の信頼性が高まることを学びました。
生徒からは、「自分の投稿が誰かを助けるかもしれないと同時に、迷惑をかけてしまう可能性もあると分かった」「SNSは気軽だけど、責任もあると感じた」といった声が聞かれました。今回の授業を通して、SNSを単なる個人の発信ツールとしてではなく、社会とつながり、支え合うための手段として捉える視点が育まれたと感じています。
今後も本校では、教科の枠を越えた学びを通して、実生活に生きる力と他者を思いやる姿勢を育てていきたいと考えています。
授業には、LINEみらい財団 × 静岡大学教育学部さん作成の「情報の信頼性を確かめよう 情報防災訓練 情報発信編」の資料をいただき、使用しました。ありがとうございました。


