【学習】「保健体育」授業 ~運動・スポーツで鍛えられる『脳の力』を学ぶ~
本校では、2学年を対象に「運動・スポーツと脳」をテーマとした授業を実施しました。今回の授業では、「スポーツは体を動かすだけのものではなく、実は脳を最も使っている活動の一つである」という視点から学習を進めました。
授業の冒頭では、「スポーツで一番使っているのは体のどこか」という問いを投げかけ、生徒自身に考えてもらいました。走る、投げる、蹴るといった動作の前には、必ず脳による判断や選択が行われていることを確認し、相手や周囲の状況を見て瞬時に判断する力がスポーツには欠かせないことを伝えました。体を動かすことは反射ではなく、「考える・判断する・動かす」という脳の働きの連続であることを、具体例を交えながら理解を深めました。
さらに、スポーツで使われている脳の力は、競技中だけでなく、日常生活や学習の場面でも活用されていることを学びました。集中力や判断力、記憶力、イメージする力などは、スポーツ以外の場面でも必要とされる力であり、運動を通してそれらが鍛えられていることを知ることで、生徒の学びへの見方が広がったように感じられます。
授業の後半では、スポーツと同じように脳を使う活動として「メモリースポーツ」に挑戦しました。制限時間内に数字や場所、単語を覚える活動に取り組み、生徒たちは楽しみながら集中し、工夫しながら記憶する姿を見せていました。活動中には「意外と簡単だった」「思ったより覚えられた」という声も聞かれ、脳を使うことへの前向きな反応が多く見られました。
全体を通して、生徒たちは終始楽しそうに取り組んでおり、スポーツを「体を鍛えるもの」だけでなく、「脳も鍛えられるもの」として捉えるきっかけになった授業となりました。今後も、運動やスポーツの新たな価値に気づき、自分自身の成長につなげていってほしいと考えています。


