【授業紹介:国語表現】話し合いから真相を導く力を育む
札幌白石キャンパスの3年生が履修する「国語表現」では、これまで培ってきた国語力を実践的な場面で活用する授業を行っています。進路活動で必要となる面接やプレゼンテーション、文章作成、創作活動など、社会に出てからも役立つ「伝える力」「考える力」を身に付けることを目的としています。
今回の授業紹介では、「マーダーミステリー」と呼ばれるテーブルトークゲームを取り入れた授業をご紹介します。
マーダーミステリーは、参加者それぞれに異なるキャラクターや役割が与えられ、限られた情報をもとに話し合いを重ねながら事件の真相を解き明かしていくゲームです。シナリオはさまざまで、犯人役が存在するものもあれば、犯人がいない結末を迎える作品もあり、毎回異なる展開が楽しめます。
授業の序盤は、「何を話せばいいのだろう?」「どう進めればいいの?」と戸惑う様子も見られ、生徒たちの頭には「?」が浮かんでいました。しかし、それぞれが持つ情報を少しずつ共有し、意見を交わしていくうちに、「もしかして、こういうことじゃない?」「この証言とつながる!」と推理が進み始めます。
終盤には、「え!?そういうこと!?」「分かった!!!」という歓声が教室中に響き渡り、普段あまり話す機会のない生徒同士も自然とコミュニケーションを取りながら、協力して真相へと迫っていました。
この授業では、相手の話を最後まで聞く姿勢や、自分の考えを分かりやすく伝える力、根拠をもとに意見を組み立てる力など、国語表現で大切にしている力を実践的に養うことができます。
クラーク記念国際高等学校札幌白石キャンパスでは、教科書を読むだけ、机に向かって学ぶだけではない、多彩な学びを大切にしています。今回のような授業を通して、生徒たちには「話すこと」の難しさと面白さ、そして仲間と協力して一つの答えを導き出す楽しさを実感してもらえた時間となりました。

