転編入で高校生活をプラスに変えよう!面談は自分に合う学びを実現する第一歩。
転編入で高校生活をプラスに変えよう!面談は自分に合う学びを実現する第一歩

取材・文/稲田砂知子
クラーク高校は、全国にあるキャンパスで積極的に転編入生を受け入れている。2025年度、86人の転編入生が入学したCLARK SMARTさいたま(埼玉県さいたま市大宮区)でキャンパス長を務める佐藤敦子先生は、近年、転編入のニーズが高まっていることを実感しているという。
「私が入職した20年ほど前は、多くて年間20人程度でした。学び方が多様になった今、高校での転編入は以前ほど特別な選択ではなくなっています。最近では、最初に通った全日制高校では自分のやりたいことができないから、自分の学び方にあった高校を選びたいという理由で転編入を考える生徒も増えています。」


クラーク高校では、転編入を希望する高校生や保護者向けの面談を随時、開催している。同キャンパスに、面談を経て転編入したスマートスタディコースの北沢さん(3年)は当時を思い出してこう話す。
「クラーク高校の前の高校では電車通学をしていましたが、長時間の通学がつらく思ったのが最初のきっかけです。クラーク高校含め、4校くらいの候補を考えていましたが、佐藤キャンパス長の面談を受け、この高校にしようと即決しました。」
面談のために最初にキャンパスを訪れたとき、校内にいて緊張せずストレスがなかったことも印象に残っている。
「先生たちの雰囲気が明るくて、いい意味で学校らしくないと思いました。その日に英会話の授業に参加させてもらい、それも楽しかったです。」

1年の7月に転編入したスマートスタディコースの石塚さん(2年)も佐藤キャンパス長の面談を受けて、クラーク高校への転編入を決めたひとりだ。その理由をこう話す。
「前は全日制の高校に週6日通うため、朝5時に起きていました。毎日小テストがあるなど、課題が想像以上に大変で、もっと自分に合う高校に転入したいと思いました。元々、心理学や韓国語の勉強をしたいと思っていて、クラーク高校ではどちらも授業があったのが大きかったです。校則があり、校内には落ち着きがあるので安心して通えると思ったことも大きな理由です。」

生徒の数だけある学び方と通い方の形
転編入希望者は新入生とは違う事情を抱えたケースが多い。そんな多様なニーズに応えるために、クラーク高校では2021年度から「進路指導主事制度」を導入した。これは、転編入希望者との面談を担当する、高度な対話力・提案力を備えた教員の育成制度だ。佐藤キャンパス長はこの制度についてこう話す。
「転編入を希望する生徒の多くは環境の変化に不安を抱えています。この制度では、それをきちんと聞き取る会話スキルを養う研修が行われます。クラーク高校の教育について適切に説明するだけでなく、生徒や保護者に安心感を与えながら、必要な情報やベストな道を提案できるよう、幅広い内容で研修を受けます。面談では一辺倒の提案やアドバイスにならないことが大事です。」

前の学校がどんな学校で、何が合わなかったのか、高校教育に何を求めているか、理想の高校生活はどんなものかを事前アンケートや話の内容から、入念に読み取る。3~4校の転編入先を検討している生徒が多いので、比較検討してその生徒が求めている高校生活が送れる転編入先が選べるようアドバイスする。
「その結果、クラーク高校ではない場合もありますが、その生徒にとってベストな選択ができることを最優先します。」と佐藤キャンパス長は話す。
理想の高校生活をもう1度思い出して
同じくCLARK SMARTさいたまで地理と歴史を教える今西海斗先生も進路主事制度の研修を受けた教員のひとりで、現在、転編入を希望する高校生たちの面談を担当している。その心がけをこう話す。
「まずは私がその生徒のことをよく知るために、話を聞きます。その上で、クラーク高校だったら何ができるのかを話します。私が一番大事にしているのは、理想とする高校生活は何なのかです。どの生徒にも本来、高校でやりたいこと、なりたい高校生像があって、それを志したけれども、実際はギャップを感じてしまったから、転編入先を探しているのだと思います。それをもう一度、思い起こしてほしいのです。」

そんな面談を経てクラーク高校に転入した北沢さんはその後の約2年間をこう振り返る。
「ゆっくりではあるのですが、毎日自分が何かしら変化している感覚がありました。広報委員になったり、学校行事に参加したり、高校生活に前向きに取り組めるようになりました。小学生の頃は積極的な性格だったのですが、中学の時に学校を休みがちになり、性格も消極的になってしまいました。クラーク高校に転入したおかげで、昔の自分を取り戻したような思いです。」
入学後も続く対話。生徒一人ひとりの可能性を見出す
クラーク高校では、入学したあとも生徒が理想の高校生活を見失わないようフォロー体制を整えている。そのひとつが担任と生徒が1対1で話し合うコーチング面談だ。月1〜2回の頻度で行われ、生徒の状況や将来の目標に合わせて小さなゴールを設定しながら、ステップアップを積み上げ、段階的に自律できるように導くことを狙いとしている。
今西先生は北沢さんが2年の時に担任を務め、コーチング面談を通して北沢さんの成長を見守ってきた。
「転編入者は慣れない環境での再スタートなので、不安がかなり大きいと思います。私自身も転職したことがあるので、その気持ちはわかります。そのためコーチング面談は学校生活に慣れるためのサポートから始まります。それがなくても学校生活に取り組めるようになったら、それぞれの希望に合わせて、目標を立てていきます。北沢さんの場合は英語に力を入れたいということでしたので、他の教科などともうまくバランスをとって学習を進められるよう、話し合いながら進めました。」と今西先生は話す。
北沢さんは、コーチング面談を続けることによって、学校に行きやすくなったという。

「今西先生は僕のことを理解しようとしてくれました。進路についての相談では、志望大学に向けての勉強の方法や計画、目標などを立て、毎回報告しました。次の目標を提案してもらえるので、またそれに向けて頑張りました。広報委員会の活動を勧めてくれたのも今西先生でした。」
石塚さんは現在、今西先生のクラスに在籍し、コーチング面談を受けている。
「最初は生活の様子を聞いてもらい、その後は進路のことを相談し、それに向けてやるべきことを整理してもらっています。次どうすればいいのか目標が明確になります。韓国語やその他の資格検定の取得に向けても、新しく目標を立てます。今西先生は、生徒1人1人のことを丁寧にみてくださって、私が言ったことややりたいことを否定せず応援してくれるのが、すごくありがたいなと思います。クラーク高校に入学して自分のやりたいことに挑戦できるようになりました。特に韓国語の授業は充実していて、韓国の教育団体の方が来日し、一緒に文化を学んだり、観光に行ったり、動画作成をしたりしたこともありました。韓国の人と実際に会話をしながら学べるのがとても貴重な体験でした。韓国語の上達を目指して、ハングル検定2級を取りました。」
道を自分で切り拓いていけるようにサポート
今西先生はそんな2人の成長をこう見る。
「自己肯定感を高めることもコーチングの目的のひとつですが、すぐに成果は出ません。1年を振り返ったときにわかります。2人とも最初は新しい高校生活に慣れることから始め、自分を見つめ、そして自分の目標を定め、それに向けてがんばっているのがすごいと思います。」
北沢さんは卒業後、ニュージーランドにあるクラーク高校の連携大学、IPUニュージーランドへの進学が決まっている。今西先生は、「海外で学ぶと決断し、ご家族を説得しなくてはならないなど、色々な壁があったと思いますが、それを乗り越え、実現させたのは北沢さんの成長の証。」と称える。北沢さんは、クラーク高校で養った英語力を活かし、大学では経済を学びたいと意気込む。
「クラーク高校に転入したときは、まさか自分が海外の大学に進学するとは思いもよりませんでした。人生が変わりました。」

佐藤キャンパス長は登校してくる生徒は見逃さず挨拶し、生徒たちから「先生」と声をかけてもらえる雰囲気作りを大切にしている。何よりも自信を持って言えるのは、クラーク高校の教員の生徒に対する想いの強さ、つまり生徒一人一人のためにどんな高校生活が一番いいのかを考え、向き合うその姿勢だという。
「転編入生が新入生と違うのは、別の高校で入試を経験し、その高校を1度やめる決意をしたということです。その分、転編入生の方が学校生活や将来に対してネガティブになりがちです。その挫折感を2度と味わわせないというのが全教員の思いです。クラーク高校なら与えることのできる選択肢をたくさん見せて、あなたの未来にはたくさんの可能性があるよということを伝えています。面談の次の段階として、学校説明会に来て、同じような経験をしたクラーク高校の生徒たちが目の前のことを今、頑張っている姿を見て欲しいとも伝えます。そして、最後に決めて行動するのは本人です。私たちはそのための最大限のサポートを惜しみません。」

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