通信制高校ってどんな学校?
学校生活・学び方・友達についてわかりやすく解説
最終更新日: 2026年7月13日
「通信制高校は毎日学校に通わないの?」
「授業はどのように受けるの?」
「友達はできる?」
通信制高校への進学や転校を考え始めたとき、実際の学校生活をイメージできず、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
通信制高校は、一言でいえば、登校する日数や学習する時間、学校での過ごし方について、多様な選択肢がある高校です。
ただし、通信制高校の学校生活は、学校やコースによって大きく異なります。自宅学習を中心に年間数日から数十日程度登校する学校もあれば、全日制高校のように週5日登校し、クラスメイトと授業や学校行事に参加する学校もあります。
この記事では、通信制高校の学習方法や1日の過ごし方、友人関係、制服、学校行事などについて、具体的に解説します。
通信制高校の制度や卒業資格について詳しく知りたい方は、先に「通信制高校とは」のページもご覧ください。
通信制高校ってどんな学校?知っておきたい3つの特徴
通信制高校の学校生活には、大きく次の3つの特徴があります。
登校する日数を選べる学校が多い
通信制高校では、毎日決まった時間に登校するとは限りません。
自宅学習を中心に必要な日に登校するスタイルや、オンライン学習と通学を組み合わせるスタイル、週5日通学するスタイルなどがあります。
登校日数や学習スタイルは学校によって異なるため、 自分の生活リズムや将来の目標に合った学校·コ ースを選ぶことが大切です。
自分のペースで学習を進めやすい
通信制高校では、教科書や動画教材などを活用して学習を進め、学習内容をまとめたレポートを提出します。
決められた時間割に沿ってクラス全員が同じペースで学ぶ学校だけでなく、自分で学習計画を立て、自分のペースで学習を進められる学校もあります。
自由度が高い一方で、レポートの提出期限やスクーリングの日程を自分で管理する力も必要です。
学校によって雰囲気やサポート体制が大きく違う
通信制高校といっても、学校生活の内容はさまざまです。
学校行事や部活動が充実している学校もあれば、自宅学習と高校卒業資格の取得に重点を置いている学校もあります。
また、担任による学習管理、カウンセラーへの相談、大学進学対策、資格取得、専門分野の授業など、受けられるサポートにも違いがあります。
そのため、「通信制高校だからどうか」だけでなく、その学校やコースでどのような高校生活を送れるのかを確認することが重要です。
通信制高校ではどのように勉強する?
通信制高校では、主に次の方法を組み合わせて学習します。
レポート提出(報告課題)
教科書や動画教材などで学習し、理解度を確認するためのレポート(課題)を提出します。
「レポート」という名称ですが、すべてが長い文章を書く課題とは限りません。問題への解答、記述問題、オンライン上で提出する課題など、形式は学校や科目によって異なります。
スクーリング(面接指導)
スクーリングとは、 学校が指定する校舎や会場に登校し、 先生から直接授業や指導を受けることです。通信制高校では 「面接指導」 とも呼ばれ、 卒業に必要な学習活動の一つです。
生徒同士でのグループ活動など、 自宅学習だけでは取り組みにくい 学習を行います。
単位認定試験
レポートやスクーリングで学んだ内容の理解度を確認するために、単位認定試験を受けます。
試験の回数や実施時期、受験方法は学校によって異なります。レポート・スクーリング・試験のすべてを満たすことで、単位が認定されます。
高等学校を卒業するためには、原則として3年以上学校に在籍し、74単位以上を修得する必要があります。また、ホームルーム活動や学校行事などの特別活動にも参加しなければなりません。
通信制高校の1日のスケジュールは?
通信制高校は、学校やコースによって学習スタイルが異なるため、自分に合ったペースで学校生活を送ることができます。
代表的な3つのパターンを紹介します。
週5日登校する場合
週5日登校するコースでは、全日制高校に近い学校生活を送ります。
1日の例
- 8時30分~9時登校・ホームルーム
- 午前国語・数学・英語などの一般科目
- 昼休み昼食・友人との交流
- 午後専門コースや選択授業
- 放課後部活動・委員会活動・自習
クラーク記念国際高等学校の週5日通学のコースでは、午前中に一般科目、午後にコースの専門的な授業を行う時間割の例があります。国際教育、プログラミング、eスポーツ、スポーツなど、興味や目標に合わせた分野を学べるコースも設置されています。コース内容はキャンパスによって異なります。
毎日登校することで、友人や先生と接する機会を増やしやすく、学校行事や部活動にも参加しやすい点が特徴です。
オンライン学習と通学を組み合わせる場合
オンライン学習と通学を組み合わせるコースでは、自宅で学ぶ日と学校へ通う日を組み合わせながら学習を進めます。
1週間の例
- 月曜日自宅で動画授業とレポート
- 火曜日午後からキャンパスへ登校
- 水曜日自宅学習
- 木曜日オンライン授業
- 金曜日キャンパスで面談や探究学習
クラーク記念国際高等学校のスマートスタディコースでは、オンライン学習と週1日から5日の通学を組み合わせ、自分に合った学び方を選べます。学習計画や目標設定について、コーチング担任と相談しながら進める仕組みもあります。
朝から毎日登校することに不安がある場合や、アルバイト、スポーツ、芸能活動などと学習を両立したい場合にも選択肢となります。
自宅学習を中心にする場合
自宅学習中心のコースでは、普段は自宅でレポートや動画教材に取り組み、スクーリングや試験など、必要な日に登校します。
1日の例
- 10時その日に学ぶ科目を確認
- 10時30分動画教材を見ながら学習
- 12時昼休憩
- 13時レポートを作成・提出
- 15時趣味、アルバイト、受験勉強など
クラーク記念国際高等学校の単位修得コースでは、自宅学習を中心にWeb上の学習コンテンツを活用して学習を進めます。スクーリングや試験、特別活動などのために登校する日数の目安は年間20日程度ですが、実際の日数はキャンパスや履修内容によって異なります。
自分で使える時間が多い反面、レポートの提出期限や学習の進み具合を管理することが重要です。
通信制高校でも友達はできる?
通信制高校でも、友達をつくる機会はあります。
ただし、登校日数や授業の受け方によって、人と接する回数は変わります。
友人関係が生まれる主なきっかけには、次のようなものがあります。
- 授業やスクーリング
- ホームルーム
- 文化祭や体育祭
- 修学旅行や校外学習
- 部活動や委員会活動
- 専門コースの授業
- オンライン上のグループ活動
- 入学時のオリエンテーション
週5日通学するコースでは、毎日同じ生徒と顔を合わせるため、比較的自然に関係を築きやすくなります。
登校日数が少ないコースでは、友達と会う機会も少なくなりますが、学校行事やグループ活動への参加によって交流を広げることができます。
一方で、無理に大人数のグループへ入らず、自分に合った距離感で人間関係を築きやすいことも、通信制高校の特徴の一つです。
友達ができるか不安な場合は、学校説明会や個別相談で、次の点を確認しておきましょう。
- 生徒同士で交流する授業があるか
- 学校行事や部活動があるか
- 新入生が学校になじめるような取り組みがあるか
- 登校日数が少ない生徒にも交流の機会があるか
- 一人で過ごしたいときの居場所があるか
制服や校則はどうなっている?
制服や校則も学校によって異なります。
制服の着用が決められている学校もあれば、私服で通学できる学校、制服と私服を選択できる学校もあります。
週5日通学の全日型では制服を着て登校します。一方、登校日数を選択するスマートスタディコースは、私服で通学するスタイルです。
※キャンパスによっては、スマートスタディコースでも制服を購入し、着用することができます。
髪型や髪色、メイク、アクセサリー、スマートフォン、アルバイトなどのルールも学校ごとに異なります。
「通信制高校なら何でも自由」と考えず、自分が希望する服装や活動が認められているか、入学前に確認することが大切です。
文化祭や体育祭、部活動はある?
通信制高校でも、文化祭、体育祭、修学旅行、校外学習などを実施している学校があります。
学校によっては、次のような活動もあります。
- 入学式・卒業式
- 新入生歓迎会
- スポーツ大会
- 文化祭
- 宿泊行事
- 海外研修・留学
- 探究学習の成果発表
- 部活動の全国大会
- 生徒会活動
週5日通学のコースでも、体育祭、文化祭、修学旅行、宿泊行事、成果発表会などの年間行事例が紹介されています。実施内容はキャンパスによって異なります。
学校行事への参加が必須なのか、希望者のみなのかも学校によって違います。
充実した学校生活を送りたい場合は、行事の数だけでなく、実際にどのくらいの生徒が参加しているかも確認しておくとよいでしょう。
通信制高校の学校生活で大変なことは?
通信制高校は自由度の高い学び方ができる一方で、注意したい点もあります。
自分で学習を管理する必要がある
登校日が少ないコースでは、先生が毎日進捗を確認してくれるとは限りません。
レポートを後回しにすると、提出期限前に課題が重なってしまうことがあります。
自分で学習を管理することに不安がある場合は、担任との面談や学習進捗の確認など、サポート体制が整った学校を選ぶと安心です。
生活リズムが乱れることがある
登校時間が決まっていないと、起床時間や学習時間が不規則になってしまうことがあります。
毎日の学習開始時間を決めたり、週に何日か登校したりすることで、生活リズムを整えやすくなります。
人と接する機会が少なくなる場合がある
自宅学習中心のコースでは、意識して参加しなければ、生徒同士で交流する機会が少なくなる可能性があります。
友人関係や集団活動を重視する場合は、通学日数、学校行事、部活動、グループ授業などを確認しましょう。
学校ごとの差が大きい
同じ「通信制高校」という名称でも、学習内容、登校頻度、施設、サポート、進路指導、学費は大きく異なります。
インターネット上の情報だけで判断せず、学校説明会や個別相談、キャンパス見学に参加することが重要です。
通信制高校に向いている人
通信制高校は、特定の生徒だけが通う学校ではありません。
次のような希望を持つ方にとって、選択肢の一つになります。
- 自分のペースで学習したい
- 毎日決まった時間に登校することに不安がある
- 少人数または落ち着いた環境で学びたい
- スポーツ、芸能、創作活動に力を入れたい
- アルバイトや仕事と学習を両立したい
- 高校を転校して新しい環境で学び直したい
- 大学進学に向けて自分の勉強時間を確保したい
- 興味のある専門分野を高校在学中から学びたい
ただし、「自由な学校だから」という理由だけで選ぶと、入学後に学習管理で苦労する場合があります。
どの程度自分で学習を進める必要があるのか、困ったときに誰へ相談できるのかを確認しておきましょう。
自分に合う通信制高校を選ぶためのチェックポイント
通信制高校を比較するときは、次の項目を確認してください。
登校頻度
- 週に何日登校するのか
- 登校する曜日や時間を選べるか
- 学校に慣れてから登校日数を変更できるか
スクーリング
- どこで実施されるか
- 普段通うキャンパスで受けられるか
- 宿泊を伴う集中スクーリングがあるか
- 年間何日程度参加する必要があるか
学習サポート
- 担任制があるか
- レポートで困ったときに質問できるか
- 学習の進捗を確認してもらえるか
- 中学校までの学び直しに対応しているか
学校生活
- 文化祭や体育祭があるか
- 部活動や生徒会活動があるか
- 生徒同士が交流する機会があるか
- 制服と私服のどちらで通うのか
進路サポート
- 大学や専門学校への進学指導があるか
- 就職支援を受けられるか
- 推薦制度や受験対策があるか
- 資格取得や専門分野の授業があるか
学費
- 授業料以外に必要な費用はあるか
- コース費、施設費、教材費はいくらか
- 制服や端末の購入が必要か
- 就学支援金適用後の総額はいくらか
学費は授業料だけではなく、卒業までに必要となる費用の総額で比較しましょう。
クラーク記念国際高等学校では3つの学び方から選べる
クラーク記念国際高等学校では、目標や生活スタイルに合わせて、主に3つの学び方を用意しています。
週5日通学
制服を着て週5日登校し、一般科目や専門コース、学校行事、部活動などに取り組みます。
友人と一緒に学校生活を送りながら、興味や目標に合わせた学びを深めたい方に向いています。
オンライン+通学
オンライン学習と週1日から5日の通学を組み合わせ、自分に合ったペースで学びます。
コーチング担任と相談しながら、学習計画や目標を設定して進めることができます。
クラーク記念国際高等学校では、学び方やキャンパスによって、設置されているコースや授業、学校行事などが異なります。詳しくはお近くのキャンパスへお問い合わせください。
通信制高校についてよくある質問
まとめ|通信制高校の「どんな感じ」は学校とコースによって異なる
通信制高校は、自宅学習だけを行う学校とは限りません。
週5日登校して友人と学校生活を送るスタイル、オンラインと通学を組み合わせるスタイル、自宅学習を中心に自分の活動と両立するスタイルなど、さまざまな学び方があります。
大切なのは、「通信制高校」という名称だけで判断せず、自分が希望する高校生活を具体的に考えることです。
- 週に何日通いたいか
- 友人とどのように関わりたいか
- 学校行事や部活動に参加したいか
- 自分で学習を管理できるか
- どのようなサポートが必要か
- 卒業後にどのような進路を目指すか
これらを整理したうえで、学校説明会や個別相談、キャンパス見学に参加しましょう。
クラーク記念国際高等学校では、週5日通学、オンライン+通学、自宅学習中心という複数の学び方から、自分に合ったスタイルを選べます。
まずは資料や学校説明会で、実際の授業やキャンパスの雰囲気をご確認ください。
さらに通信制高校について知りたい方は、下記の内容をご確認ください