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クラスの“これから”をみんなで描く——1年3組ロングホームルームで共有された目標

5月7日、クラーク記念国際高等学校千葉キャンパスでは、4限の時間を活用して各クラスごとにロングホームルームを実施しました。学級役員を中心に話し合いが進められ、生徒一人ひとりがクラスの目標を考え、共有する貴重な時間となりました。

【1年3組ロングホームルームの様子】

目次

一人ひとりの声がつくるクラスの方向性

今回のロングホームルームは、「クラスの目標を自分たちで決める」という目的のもと実施されました。年度初めのこの時期、クラスの雰囲気が少しずつ形作られていく中で、生徒たちが自らの手で目標を定めることは、自律的な学びを重視する本校ならではの取り組みです。クラーク千葉キャンパスでは、「夢・挑戦・達成!」を教育のスローガンに掲げています。今回の活動はまさにその第一歩であり、クラスという集団の中で自分の役割を見出しながら、より良い学級づくりを目指す時間となりました。

目標を「共有」するから生まれる一体感


ロングホームルーム当日、生徒たちはクラス全体で輪になり、学級役員が進行を務めながら、目標設定に向けた話し合いを進めていきました。4月の過ごし方をもとに、良かった点や改善したい点を全員で共有。自分自身の行動を振り返るだけでなく、周囲の様子を客観的に見ることで、クラス全体の課題を見つける場にもなりました。

【1年3組4月の振り返りと5月の目標】

学級役員たちは、意見を引き出すための問いかけを工夫したり、意見の集約を丁寧に行ったりと、主体的な姿勢を見せていました。その姿を見て、多くの生徒が「自分も話してみよう」と一歩前に出るきっかけを得たようです。

各クラスで決まった目標には、「メリハリを大切にしよう」「現状把握をして学習方法を確立しよう」など、生徒自身の言葉で表現された前向きな想いが込められていました。

「言葉にしてみて、自分も頑張ろうと思えた」

 「自分の反省点を話すのは少し恥ずかしかったけど、クラスのみんなも同じように考えているとわかって安心しました」

「話し合いの中で出た“みんなでつくるクラス”という言葉が印象に残った。自分もその一員なんだと感じた」

学級役員の生徒は、「進行は緊張したけれど、みんなが真剣に話を聞いてくれたのがうれしかった」と手応えを感じている様子でした。

【全体をまとめる学級役員】

目標は「決めて終わり」ではない——これからの学びにどう生かすか


今回のロングホームルームは、生徒同士が言葉を交わし合い、お互いの価値観や考え方を理解し合うきっかけとなりました。ただの目標設定ではなく、クラスをどうしていきたいかという「未来の姿」を共有する時間となったことが、大きな意味を持っています。

クラーク記念国際高等学校千葉キャンパスでは、こうした日常的な活動の一つひとつにも、生徒の成長を促す仕掛けがあります。今回のロングホームルームで育まれた気づきや意識は、今後の学級活動、さらには学校生活全体にも良い影響を与えてくれることでしょう。

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