【総合進学・スポーツ】宿泊研修を実施しました -「万博」をテーマに未来と自然を感じる2日間
6月19日(木)~20日(金)の2日間、本校では元気の泉キャンパスにて宿泊研修を実施しました。
今年のテーマは「万博」。多様な体験活動を通じて、未来を想像し、自然と共生する力を育むことを目的としました。
生徒たちはまず、研修地の花壇整備に取り組みました。苗を植え、仲間と協力しながら美しい環境づくりを体験しました。初夏の日差しの下で、汗を流しながらの作業は、生徒たちの表情にも達成感を与えてくれたようです。



午後からは、SDGsの視点も取り入れた「ソーラークッカーづくり」に挑戦しました。段ボールやアルミホイルを使って太陽の力を活用する調理器を作成し、ホットドッグ作りを体験。晴天に恵まれ、太陽の力だけで温かい料理が完成したときには歓声が上がりました。





夕食には、みんなで囲むバーベキュー。自然の中で食べる食事は格別で、コースや学年の垣根を越えて笑顔が広がりました。夜にはキャンプファイヤーと花火も行い、火を灯した瞬間のワクワク感や、暗闇に浮かぶ色とりどりの光は、生徒たちの表情をいっそう輝かせていました。




2日目には、研修のテーマである「万博」にちなみ、「各国のモニュメントづくり」を行いました。各班で国を選び、その国の象徴となる建造物や文化を模したモニュメントを創作。創意工夫を凝らした作品が並び、どの班も熱意あふれる作品に仕上がりました。作品には個性とチームの工夫が表れ、見る人を楽しませる“ミニ万博”のような空間が生まれました。





今回の研修を通じて、生徒たちは協力することの大切さや、身近な自然資源の活用について考える機会を得ることや、ものづくりを通じて創造力を発揮する喜びを感じることができました。今後の学校生活や進路選択にもつながる貴重な経験となりました。