【2学年】心理・保育分野にふれる ~「人を支える」仕事を学ぶ~
2年生を対象にした「分野別進路学習」の授業が実施されました。今回のテーマは「心理・保育」。人の心に寄り添い、子どもたちの成長を支える仕事に焦点を当て、生徒たちが将来を考えるきっかけとなる内容が展開されました。
授業では教員が作成したスライドを用い、首都圏にある心理・保育系の大学や短大、専門学校の紹介からスタート。複数の大学をそれぞれの特色を具体的に紹介しながら、進学後にどのような学びがあるのか、どのような資格を目指せるのかを解説しました。
次に、「心理学」「保育学」で学ぶ内容にも触れ、発達心理学や臨床心理学、幼児教育、保育実習といったカリキュラムの具体像を紹介。中でも、「実践重視の学び」として現場実習や地域連携活動の重要性が強調されました。
進路実現に向けたこの分野への「総合型選抜」の対策についても説明がありました。志望理由書の作成や面接対策、小論文の練習など、実際に進学を目指す際に必要な準備について具体的なアドバイスがあり、生徒たちはメモをとりながら熱心に聞いていました。
さらに、生徒たちは「保育士」「幼稚園教諭」「認定心理士」「公認心理師」など、将来取得できる資格の道筋を知り、自分の目標が明確になったという声もありました。進学後の就職先として、保育所や幼稚園だけでなく、児童福祉施設、心理相談室、スクールカウンセラー、さらには一般企業や公務員といった幅広い選択肢が紹介された点も、印象的だったようです。
最後には、「今からできること」として、オープンキャンパスへの参加、ボランティア活動への挑戦、自己分析など、今後に活かせる行動が提案されました。「自分を信じよう、今できることを確実に!」という言葉に、生徒たちは背中を押された様子でした。
生徒たちは「心理の仕事にますます興味がわいた」「保育士の資格を目指してみたいと思った」「自分の経験を活かせる職業だと感じた」「意外と知らないことが多かった」などの声が多く寄せられました。
今後も本校では、生徒一人ひとりの進路選択を丁寧にサポートするため、分野別進路学習を継続して実施していく予定です。
