【ジグソー法学習 】 協働的な学びで「itの4つの用法」を理解
クラーク記念国際高等学校では、生徒同士が教え合いながら理解を深める「ジグソー法学習」に取り組んでいます。
今回は英語の授業において、「itの4つの用法」をテーマに実践を行いました。
授業では、各グループに異なる用法(代名詞、非人称、形式主語、形式目的語)が割り当てられ、それぞれが担当内容を調べて理解を深めたうえで、クラス全体で発表するという形式で進められました。

授業前の段階では、「it=代名詞」しか知らない生徒もいれば、すでにすべての用法を把握している生徒もいるなど、知識の差が見られました。しかし、情報を調べ、仲間と教え合う過程を通じて、ほとんどの生徒が「it」の4つの用法をしっかりと理解できるようになりました。
また、すでに知識のある生徒にとっても、他者に分かりやすく伝えるという行為は、理解をより深める貴重な機会となりました。説明の難しさに戸惑いながらも、試行錯誤を重ね、最終的にはしっかりと教えることができるようになった様子が見られました。

このようなジグソー法学習は、知識の定着だけでなく、コミュニケーション能力や主体的な学びの姿勢の育成にもつながっています。今後も、協働を通じた深い学びを目指し、授業で積極的に取り入れていく予定です。

