【学習】 「保健体育」授業 ~バドミントンと卓球をしました!~
3年生は、久しぶりに体育の授業で体を動かしました。受験勉強や進路活動が本格化するこの時期、どうしても机に向かう時間が長くなりがちです。しかし、実際に体を動かしてみると、心地よい汗をかき、笑顔が自然と生まれる瞬間がたくさんありました。改めて「体を動かすことの楽しさ」を実感できたように思います。
授業の中では、種目ごとにグループを作り、友人同士で声を掛け合いながら取り組みました。ボールを追いかける中で自然に笑い合ったり、プレーを褒め合ったりする姿が見られ、スポーツを通してクラスメイトとのコミュニケーションが深まっていく様子が印象的でした。学年が上がるにつれて一緒に体を動かす機会は減ってしまいますが、だからこそ今回の授業は、仲間と協力することの大切さを改めて感じる時間になったのではないでしょうか。
また、体育の授業は単に体力を高めるだけでなく、日常生活のリズムを整えるきっかけにもなります。勉強の合間に軽く体を動かすことで集中力が高まり、心身のリフレッシュにつながります。高校生活の集大成ともいえる体育祭を目前に控え、授業を通じて運動習慣を少しずつ身につけてほしいと願っています。体育祭は「競う場」であると同時に「協力する場」でもあります。一人ひとりが心身ともに準備を整えることで、クラス全体が一体となり、最高の思い出を作ることができるはずです。
3年生にとって、体育の授業は残りわずかとなります。しかし、その一回一回には特別な意味があります。仲間と一緒に体を動かし、喜びを分かち合う時間は、これからの人生においてもきっと大切な宝物になるでしょう。私たち教員も、生徒一人ひとりが体を動かす楽しさを実感し、最後の体育祭を自信を持って迎えられるよう、全力でサポートしていきます。