【学習】 「保健体育」授業 ~”自分の命を守る力を育む”防災学習を実施しました~
本校では、「保健体育」授業の一環として「安全な社会の形成」をテーマに、防災・避難計画づくりの学習を行いました。今回は生徒自身が主体となり、自宅周辺のハザードマップを調べ、災害時にどのような危険が想定されるのかを考える活動に取り組みました。
活動中、生徒たちはタブレット端末での地図を手に、真剣な表情で自宅周辺の地形や避難経路を確認していました。「家の近くに土砂災害警戒区域があるなんて知らなかった」「大雨のときにどの道が浸水しやすいのか初めて理解できた」など、多くの生徒が新たな発見を口にしていました。また、実際に自分の家の最寄りの避難場所を調べ、そこまでのルートを地図上で確認する生徒も見られ、学習が自分事として捉えられつつある様子がうかがえました。
さらに、災害への備えとして「自分ならどんな避難グッズを準備するか」を考えるワークも実施しました。生徒たちは、スマートフォンの充電手段や衛生用品、常備薬、食料など、家族構成や季節を踏まえながら必要なものを検討し、「家族で避難バッグを見直してみたい」「意外と忘れているものが多かった」といった声もあがりました。
今回の学習を通して、生徒たちは危険を「予測」し、状況に応じて行動を「回避」する力を養うとともに、率先して避難行動を取ることの大切さを学びました。今後も本校では、日常生活に直結する防災の力を育む取り組みを進めてまいります。

