【授業紹介】文学PBL ~大宮図書館と連携した探究学習~
クラーク高校さいたまキャンパスでは、金曜日にPBL(Project Based Learning)と呼ばれる課題解決型の授業を実施しております。
文学PBLは、本を読む・作品を書くといった文学的な営みを、教室の中だけで完結させるのではなく、地域とつなげることを目的とした授業です。一年間を通して「文学を通して地域に貢献する」ことをテーマに活動してきました。
今年度は、大宮図書館の皆様から多大なるご協力をいただきながら、地域連携の取り組みを進めました。授業内でアイデア出し合い、「図書館を舞台にした謎解きスタンプラリー」を企画・実施しました。生徒が書いたシナリオが謎の手がかりとなり、来館者が図書館を巡りながら楽しめるイベントです。景品には地域の花屋さん・古着屋さん・飲食店に分けていただいた素材で作成したオリジナルしおりをご用意しました。
一年間、シナリオを作る班、謎を考える班、景品のしおりを作成する班、作品集の制作を進める班に分かれ、全員で準備を進めていきました。
イベント当日は子どもたちから大人の方々まで、たくさんの方にご参加いただきました。生徒たちは緊張しながらも地域の方々との交流を楽しんでいる様子でした。








一年間の活動を終えて、生徒たちは校内の発表会にて堂々と活動の報告をしていました。
活動を通して、生徒からは「イベントを企画することは大変で、何事にも誰かの努力があることがわかり感謝の気持ちを持てた」「お店への協力依頼など普通できないことを経験できた」「一人でやるのではなくて、みんなでやれば楽しいし、大きなものを作り上げることができることを学べた」「先輩後輩関係なくみんなで頑張れた」「初めて人前で発表をして、自分が強くなった」といった声が聞かれました。 文学は、自己表現の手段であると同時に、人と人をつないでくれるものです。本授業は、文学のそうした力を、地域という現場の中で試みる実践です。今後も、生徒とともに、学びが社会とつながるかたちを探っていきたいと考えています。

