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【活動】高校生が活躍できる場 ― フリースクール(東京大志学園)での活動 ―

クラーク記念国際高等学校 池袋キャンパスでは、「ピアアシスタント」という授業を実施しています。この授業では、心理学やコミュニケーションについて理論的に学び、人との関わり方や支援の方法について理解を深めていきます。

ピアアシスタントは全国のクラーク記念国際高等学校で展開されており、所定の要件を満たすことで、内閣府認定 公益財団法人こども教育支援財団の資格取得を目指すことができます。授業は基礎課程と専門課程に分かれており、今回は専門課程の生徒たちが、池袋キャンパスに併設されているフリースクール「東京大志学園」で実習を行いました。

今回の実習では、東京大志学園の生徒たちと一緒に、オンラインによるソーシャルスキルトレーニング(SST)に参加しました。テーマは「無人島サバイバルゲーム」です。

ソーシャルスキルトレーニングとは、人との関わりの中でより良いコミュニケーションを取るための力を身につける学習です。例えば、自分の気持ちを適切に伝えることや、相手の意見を尊重しながら話し合うこと、困ったときに助けを求めることなど、日常生活の中で役立つスキルを学びます。
授業の冒頭では、参加者全員で次のルールを確認しました。

・とにかく楽しんでみる
・人の話をよく聞く
・自分と相手を傷つけるようなことはしない
・勝手に退室しない。困ったことがあればチャットで伝える
「この4つが守れたら、自由な意見は大歓迎!」

こうしたルールを共有することで、参加者全員が安心して意見を出せる環境づくりにつながります。人の意見を聞きながら自分の考えも伝えることは、簡単なようでいて意外と難しいものです。だからこそ、お互いを尊重できる安心・安全な場づくりを大切にしています。

ウォーミングアップの後はいよいよ「無人島サバイバルゲーム」です。
参加者は無人島へ持っていく道具を選び、その理由を発表しました。
「まずは食料を確保したいから釣り道具が必要だと思う」
「雨風をしのげる場所が大事だから、ビニールシートが必要ではないかな」
など、一人ひとり異なる視点から意見が出されました。
活動の中では、「なぜそう考えたのか」を相手に伝えたり、友達の意見を聞いたりしながら、自分とは違う考え方に触れる機会となりました。

また、授業の後半では「アサーション」についても学びました。
アサーションとは、自分も相手も大切にしながら意見を伝えるコミュニケーションの方法です。
①ありのままの事実を伝える
②自分の考えや気持ちを伝える
③一緒に解決するための提案をする

という3つの視点をもとに、自分の意見を整理しながら伝える練習を行いました。

大人であっても、自分の気持ちを相手に伝えたり、異なる意見を調整したりすることは簡単ではありません。だからこそ、生徒たちにはピアアシスタントの学びを通して、学校生活だけでなく将来の社会生活にもつながる力を身につけてほしいと考えています。

今回の実習では、専門課程の生徒たちが学んできた知識を実践する貴重な機会となりました。支援する側・される側という関係ではなく、お互いに学び合いながら成長できる時間となったことが印象的でした。

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