【ハワイ島留学プログラム・前編】教室を飛び出し、ハワイ島へ!大自然と異文化の中で始まる12日間の挑戦

この施設は、ハワイ島の自然・文化・科学資源を活かした探究留学の拠点です。火山活動によって生まれた壮大な大地や、世界有数の天文学研究の拠点であるマウナケア、先住ハワイアンに受け継がれる精神文化など、島全体が生徒たちの学びのフィールドとなります。
プログラムでは、"Who I Am"「自分自身を知る」・"Direction Determination"「方向性の決定」・"Design Your Future"「自分の未来を創造する」といった自己探究ワークショップを実施します。現地でのさまざまな体験を通して、「自分は何者なのか」「これからどのように生きていきたいのか」という問いに向き合い、一人ひとりが自身の未来について考えを深めていきます。
また、農作業や食事づくり、地元の食材を畑から食卓へ届ける「ランド・トゥ・テーブル」の実践など、日々の暮らしそのものが学びにつながります。大自然の中で仲間と協力しながら生活する12日間。さまざまな体験や出会いを通して、生徒たちは新たな発見や気づきを重ねていきます。
今回は、そんな12日間の冒険の始まり、Day 1 〜 Day4の様子をお届けします!
【Day 1】いよいよハワイ島へ!伝統文化に迎えられて始まる生活
羽田空港ーホノルル空港ーコナ空港と飛行機を乗り継ぎ、約11時間の長旅を経て、無事にハワイ島へ到着した生徒たち。



まずは、これから12日間を過ごす教育施設「SOSHI Aloha Camp Kona, Hawaiʻi」へ向かいました。
この日は、クラーク記念国際高等学校の運営母体である学校法人創志学園が、同施設の拡張工事の完成を記念して開設記念式典を開催しました。

式典には、Danny Akaka司祭とAnna Akaka司祭をお招きし、ハワイの伝統に則った祈りや清めの儀式が執り行われました。現地の学校関係者や地域住民の皆様など、数十名が参加。クラーク国際の生徒11名も代表として式典に参加し、新たな施設の完成をともに祝いました。
これから生活する場所の雰囲気を感じながら、ハワイの文化を少しずつ知る一日となりました。
普段の生活ではなかなか経験できない異文化との出会い。これから12日間を過ごす場所で、どんな発見や出会いが待っているのでしょうか。期待と少しの緊張を胸に、生徒たちの新たな挑戦が始まりました。
【Day 2】ハワイの大地に触れる!カロの農作業と自分のルーツ探し
2日目は、SOSHI Aloha Campにて農作業に挑戦。
取り組んだのは、ハワイの伝統的な食文化を支える「カロ(タロイモ)」を植えるための土地整備作業です。実際に土に触れ、体を動かしながら、ハワイの人々が大切にしてきた食文化や自然との関わりを学びました。



普段、食卓に並ぶ食べ物がどのように育てられているのか。農作業を通して、食べ物を育てるための手間や、自然とともに暮らすことの大切さを考える機会となりました。
さらに、この日は「過去」をテーマに自分自身のルーツについて考える時間もありました。
事前課題として取り組んだのは、父母や祖父母へとつながる家族の紹介です。自分の家族について伝えたり、これまでの人生を振り返ったりしながら、「自分はどんな環境で育ち、どんな経験をしてきたのか」を考えました。



普段は当たり前に感じている家族とのつながりも、改めて振り返ることで、新たな気づきにつながります。自分のことを相手に伝えるためには、まず自分自身を知ることが大切です。
海外で新しい文化を学ぶだけでなく、自分自身についても深く知る。普段とは違う環境だからこそ、いつもは気づかなかった自分の一面を発見するきっかけとなりました。
【Day 3】富士山よりも高い!標高4,000mを超えるマウナケアへ
3日目は、ハワイ島を代表する山「マウナケア(Mauna Kea)」を訪れました。
マウナケアの標高は約4,207m。日本一高い富士山を上回る高さです。生徒たちからも「富士山よりも高いところに来た!」という声が上がりました。


日本ではなかなか見ることのできない雄大な景色を前に、ハワイ島の自然のスケールを実感しました。写真や映像で見るのとは違い、実際にその場所に立つことで感じられる発見があります。大自然を自分の目で見て体感する、ハワイ島ならではの一日となりました。
一方、現地での生活が始まったばかりの生徒たちにとって、慣れない環境での生活は挑戦の連続です。食文化の違いや英語でのコミュニケーションなど、戸惑う場面もありました。それでも、少しずつ変化が見られています。
自分たちで役割分担を決め、食事の準備や掃除をしたり、積極的にコミュニケーションを取ろうとしたりする姿が増えてきました。


また、携帯電話を自由に使えない環境の中でも、自分たちで楽しみ方を考え、工夫しながら過ごしています。仲間と過ごす時間が増えることで、自然と会話や協力する機会も生まれています。
便利なものが当たり前にある日常から離れることで、「自分で考え、行動する力」が少しずつ育まれています。
【Day 4】英語で注文に挑戦!コナタウンでの買い物とハワイ文化体験
4日目の午前中は、コナタウンのビーチを訪れ、ハワイの海を満喫!昼食には、ハワイの定番料理「ポケ」を味わいました。現地の景色や食文化を楽しむことも、留学生活ならではの貴重な経験です。


その後は、ショッピング。ここで生徒たちは、英語での注文や買い物に挑戦しました!
欲しいものを自分で探し、英語で注文する。店員さんの言葉を聞き取り、自分の言葉で伝える。
一見すると何気ない買い物ですが、慣れない言語でのやり取りは大きな挑戦です。授業で学んだ英語を、実際の生活の中で使う機会でもあります。自分たちで考えながら行動し、現地の方とコミュニケーションを取る姿に、成長を感じる場面がありました。
午後は、カロの植え付けや、ハワイの伝統的な装飾品「レイ」作りを体験しました。



2日目に準備を進めたカロの植え付けに取り組むことで、農作業の一連の流れを学ぶことができました。今回植えたカロは、来年度に収穫予定です。また、レイ作りでは、ハワイの文化に触れながら、ものづくりの楽しさも味わいました。
そして、この日は、広島キャンパスの生徒の誕生日!
現地のスタッフ方々がサプライズでケーキを用意してくださり、留学生全員でお祝いしました。遠く離れたハワイ島で、仲間や現地の方々に祝ってもらう特別な誕生日。温かい心遣いに触れ、忘れられない思い出となりました。

さまざまな活動を通して、現地の文化を学ぶだけでなく、人と人とのつながりの温かさも感じる一日となりました。
一歩踏み出すことで、心が開く
ハワイ島での生活が始まって4日間。
大自然の迫力に驚き、初めての文化に触れ、慣れない英語でのコミュニケーションにも挑戦してきました。もちろん、思い通りにいかないこともあります。それでも、日常とは異なる環境の中で、自分で考え、仲間と協力しながら行動する経験を重ねています。
「初めてだから不安」から「まずはやってみよう」へ。
そんな小さな一歩が、新しい世界を広げてくれるのかもしれません。
次回の中編では、現地高校生との交流やキラウェア火山での自然体験など、さらにダイナミックな活動の様子をお届けします!
ハワイ島留学プログラム・中編へ続く
