【進路】 保護者様向け進路講話 ~生徒・保護者・学校 三者が一体となり、生徒の第一志望校合格を支援~
札幌大通校では定期三者面談や保護者様向けの進路講話、保護者会の開催等を通じて、生徒・保護者・学校が三者が一体となり、生徒を支援する体制づくりをしています。
今回、保護者向けの進路講話を実施しました。今回はオンライン・対面の両方開催し、多くの保護者様にご参加頂きました。心より感謝申し上げます。
昨年度の札幌大通校の進路実績は、大学進学が57.6%、専門学校が 31.8%、就職・その他が10.6%でした。大学進学者の中には北海道大学理系や弘前大学など国公立大学に合格した生徒もいました。また、本校の連携校であるクラーク記念国際高等学校では、大学から1400枠を超える指定校推薦の枠を与えられており、希望の進路を実現しやすい環境となっています。
また、近年の大学入試では3年間の学生生活で、どのように学びや探究を行ってきたか問われる総合型選抜による受験が増加傾向にあることから、学校としてどのように授業を行っているかお話ししました。全コースの生徒が受ける授業では、グループでビジネスプランを考えて文書にまとめ高校生ビジネスプラングランプリへエントリーすることを通して、論理的思考力や協働性、課題発見能力を養う授業を展開している他、英検の過去問を一人一人のレベルに合わせて解き、先生へ質問、友人と相談、タブレットで単語の意味や例文を検索など個別最適な学びから検定の合格を目指す授業を行っております。
総合進学コースでは、様々な企業から与えられたミッションにグループでブレインストーミングを行い、生徒や保護者にアンケートを取るなどして考えた提案を全校生徒の前で発表する授業や、ロボットを動かすために数式を学び、どのような数式であれば自分の考えた動きになるか考えることを通して、数学的な思考力を高められる授業などがあります。
国際コースでは、ただ英語の問題を解くだけではなく、レベルに合わせた解き方・学び方の指導を行っています。例えば、単語の意味を調べるだけではその単語を使いこなすことは出来ないので、例文も一緒に調べることや、長文を読む時には段落ごとに要約を行って、文章を理解できているか確認するなどといったテクニックです。また、英語で社会問題についてディスカッションする授業もあり、受験時の英語ディスカッションでも力を発揮できるよう日々練習をしています。
eスポーツコースでは、道内大学でeスポーツの研究室や卒業研究ができる環境の整った大学が増加していることもあり、それぞれの大学見学に赴いたり、社会におけるeスポーツの役割について考え、高齢者の認知能力の維持や体を動かして健康増進を目指す講座を地域の方々を招いて実施しています。
スポーツコース男子サッカー専攻では、卒業後もプロ選手を目指してプレーを続けるため、社会人チームや大学との練習試合や練習会への参加を積極的に行い、将来のために自分に合ったチーム探しができるようサポートしています。また、北海道コンサドーレ札幌と産学連携をしており、選手としてだけではなく選手をサポートするホペイロの体験やボールボーイとして公式戦の運営に関わり、サッカーに関わるキャリアへの視点を広げる活動を行っております。
札幌大通校では、基礎学力を身につける授業以外にも上記のような一人一人の個性や考えに合わせた授業を通して、大学が求める主体性や探究心のある生徒を育てています。


