【教科探究】理科×数学 ~分子の形を正確に模型で作ろう!~
クラーク国際横浜キャンパスは、別教科の科目を組み合わせた授業を行いました。今回は理科と数学を組み合わせた授業をご紹介します!
まずは化学の授業を受けた生徒なら誰でも感じる「分子」のわかりにくさがどこから来るか、についてみんなの意見をもらいました。多くは「小さい」「イメージしにくい」など見えない事、手に出来ない事がイメージしにくさにつながるという意見でした。そこで目に見えない、髪の毛よりももっと小さい分子を自分たちの目に見えるサイズで模型にしてみようと発展していきました。
分子同士がどのような長さで繋がっているか、そしてどんな角度で繋がっているのかを調べ、それをその形のまま大きくするためにはどうするか。分度器の数も限られている中で、どうやって角度を調整するかという壁に当たりましたが、そこで数学の出番!三角比や相似比なども利用して正確な分子構造モデルを作るために計算していました。
ダイオキシンやメタンなど聞いたことがあるけど・・・のような分子構造モデルを作成し、作成したモデルを用いることで「だから不安定なんだ」や「すごく安定した形だ」という声が上がっていました。この授業を通して少しでも化学や数学の大切さを感じた生徒もいたようです。今からQ探~冬の陣~が楽しみです!