【Q探 社会科学】問いから始まる探究の旅
世界遺産をテーマに、自分たちの問いを形に。
横浜キャンパスでは現在、「探究リーグ(Q探)」に向けた問いづくりの練習が本格的に進んでいます。
社会科学ブロックでは、「観光 × 世界遺産」をテーマに、身近な地域をどのようにすれば世界遺産にできるのかを探る授業が行われました。
この日は特別に、世界遺産検定事務局の方をお招きし、世界遺産検定が主催する探究プログラムの説明会を実施。
実際の世界遺産登録の基準や、文化的価値・自然環境の保全といった専門的な観点を学びながら、生徒たちは「自分たちの問いをどう深めていくか」を真剣に考える時間となりました。
授業では、「身近な観光地を世界遺産にするには?」という問いをもとに、
「景観の保全はどう進める?」「地域の人々を巻き込むには?」「観光と環境保護の両立は可能?」など、
生徒たちはグループごとに意見を交わし、社会の中で“自分の問い”がどんな価値を持つのかを考えています。
今後は、この学びをもとにリサーチや発表準備を進め、1月に行われるプレゼンテーションで成果を披露する予定です。
実社会とつながるテーマに挑むその姿は、まさに「考える力」「伝える力」「協働する力」が育まれる探究の現場そのもの。
世界をテーマに、問いから始まる生徒たちの挑戦は、すでに動き出しています。
