【2学年】「I Love You」をどう訳す?言葉の裏にある“文化”と“想い”を考える時間
横浜キャンパスの2年生は、毎週金曜日に社会探究の授業を行っています。
この授業では、動画教材「Inspire High」を活用し、世界や社会のさまざまなテーマから“問い”を立て、自分の考えを深める探究型の学びを展開しています。
今回取り組んだテーマは、「I Love Youをどう訳す?」。
一見シンプルな英語表現を題材にしながら、言葉が持つ“文化の違い”や“人と人の距離感”、“伝えることの難しさ”について、生徒たちは真剣に考えました。
動画では、言語学者や翻訳家が登場し、国や文化によって「愛してる」という言葉の重みや使われ方が大きく異なることを紹介。
授業後のリフレクションでは、
「日本では“ありがとう”や“お疲れ様”の中に愛が含まれている気がする」
「言葉じゃなくても伝わる“愛”の形があると思う」
といった意見が飛び交い、教室は静かな熱気に包まれました。
この社会探究の授業では、日常の中にある問いを出発点に、文化・社会・人間関係を多面的に見つめる力を育てています。
「正解がない問い」と向き合いながら、自分の考えを言葉にしていく時間が、少しずつ生徒たちの世界の見方を広げています。
