【総合進学】総合進学2年生。観察眼を鍛える2日目
探究ウィーク2日目、総合進学コース2年生は「観察する力」にフォーカスした授業に取り組みました。問いを立てるためには、まず「よく見ること」。その重要性を体感する1日となりました。
この日のテーマは、身近なものをどこまで細かく観察できるか。生徒たちは教室内にあるコンセントや机、椅子など、普段は意識せずに使っているものを題材に、
「気づいた特徴を、出せるだけ書き出す」ワークに挑戦しました。「差し込み口の形が微妙に違う」「高さや配置に意味がありそう」「安全のための工夫が隠れているかも」
など、観察を深めるほど新たな視点が次々と生まれていきました。
さらに、その観察内容を主観的な気づき(〜だと思う、〜に見える)と 客観的な事実(数値・形・配置など) に分類する活動も実施。
「これは感想?それとも事実?」「問いに使えるのはどっち?」 と考えながら整理することで、探究に耐えうる“問いのテーマ”を見極める力を鍛えていきました。
なんとなく見ていた日常が、問いの宝庫に変わる。
2日目の学びを通して、生徒たちは「観察こそが探究の土台である」ことを実感していました。
総合進学2年生の探究ウィークは、いよいよ本題へ。
ここから、問いはさらに具体化されていきます。
