【授業風景・2学年】進路探究　～ディスカッションに挑戦してみよう〜

クラークさいたまキャンパスでは、一人ひとりの好きや得意を活かした進路実現のために2年生の授業に「進路探究」という科目があります。
ここでは、1年次の経験を踏まえて自分の好きや得意を改めて確認することから始まり、大学探しや、様々な大学の受験方式などを調べたり、小論文を書いてみたり、3年次までに大まかな進路計画が立てられるよう進路に関するあらゆる探究を行います。

この時間は、最近多くなってきた「ディスカッション方式」の受験方法を体験しよう！という目的で実際にディスカッションを行いました。
今回のテーマは「高校生にアルバイトは必要である。賛成か反対か？」というものです。
実際の自分の意見ではなく、ディベート方式で偶然決められた賛否について、その根拠となる法律や事例などを調べます。それぞれの意見に対して、根拠を示し意見を述べた後、反対意見のグループは質問をします。この際、発言者の意見は必ず最後まで聞いた上で質問するなど、ディスカッションをする上でのルールも確認しました。
この問いは、どちらが正解というものではなく、どのような根拠を持ってどのような意見を伝えるかが重要となります。
また、自分の意見を一方的に伝えるのではなく、相手の意見を最後まで聞いた上で根拠の矛盾などを突いていきます。

初めての体験の生徒も多かったですが、活発に意見を交わす事ができました。
今回のディスカッションで全く意見を交わす事ができなかったり、苦手意識がある場合は、他の受験方法を探していくなど受験方法に対する意識も高まった体験となりました。