【総合進学】選択授業 ~地域防災探究~
本校では、防災教育を「生きる力を育てる教育」の一環として重視し探究授業として取り組んでおります。今後も、こうした体験的な学びを通じて、生徒一人ひとりが“いのちを守る判断力”を身につけられるよう取り組んでいきます。
地震から命を守るためにできること
ー 地震防災センターで学んだ“備える力” ー
「地震が来たら、どうすればいいのだろう?」
そんな問いかけから始まった、今回の地震防災センターでの学習体験。生徒たちは、過去の大地震からの教訓や避難の大切さを、体験を通して深く学びました。
・過去の災害から学ぶ
防災センターでは、これまでに日本各地で起きた大地震の実例が紹介されました。
生徒たちは、これらの実例を真剣に見つめながら、「地震はいつでもどこでも起きうるもの」という現実を受け止めていました。


・命を守るための行動を考える
展示やシミュレーション体験では、こんな声が聞こえてきました。
「津波が来たら、どこに逃げればいい?」
「あの避難タワーなら助かるかも。でも、本当に大丈夫?」
これらは、単なる“知識”ではなく、自分ごととして考える力=防災力を育てる大切な一歩です。

・助け合いの大切さを知る
大震災では、多くの命が地域の人々による支援や助け合いによって救われたことも紹介されました。
災害時には「自分の命は自分で守る」だけでなく、「互いに助け合うこと」が、いのちをつなぐ鍵になると、生徒たちは気づきました。
生徒の感想より
今まで地震を他人事のように思っていたけど、実際に体験したり映像を見たりして、自分にも関係があることだと分かりました。
避難経路を家族で話し合おうと思いました。
地域で助け合うことの大切さを実感しました。
この記事をご覧いただいたみなさまへ
ご家庭でも、「避難経路」や「非常時の連絡手段」など、災害への備えについて話し合うきっかけとしていただければ幸いです。
