【高大接続】先生になりたい全国のクラーク生を集めて初開催!「教職探究ツアー@IPU岡山」

各キャンパスで「先生になりたい!」という思いをもつ生徒が集う「教職探究部」のメンバーを中心に、全国のキャンパスから総勢29名がIPU・環太平洋大学(岡山)に集結しました。IPU次世代教育学部教育学科が展開する多彩な活動や実習プログラムを見学する、2泊3日の「教職探究ツアー」に初開催されました!(参加拠点:CLARK NEXT AKIHABARA、さいたまキャンパス、柏キャンパス、浜松キャンパス、京都キャンパス、広島キャンパス、鹿児島キャンパス)
教職探究部について
教職志望や興味を持っている生徒を対象とした、オンラインで参加できる部活動です。同じ志を持った全国のクラーク生と繋がりながら、教職に関わる活動に参加することができる機会の場です。
Day1:IPUの学生が運営する学習塾「IPU学習サークル」と交流!
初日は、IPUや教育学科の紹介、施設見学のほか、教職科目などの体験授業がありました。また、IPUの学生が運営する学習塾「IPU学習サークル」で活動する大学生とも交流しました。サークルの取り組みについて説明を受けた後、小・中学生を対象に行われている実際の授業を見学。児童生徒の年齢に合わせた声かけや、学習意欲を引き出す工夫など、大学生が作る授業に、生徒たちは熱心にメモを取りながら参加していました。




Day2:表現教育アウトリーチプログラムの見学
ツアー2日目のメインプログラムは、IPU教育学科の学生が取り組む「表現教育アウトリーチプログラム※」の見学でした。
広島県尾道市の小学校で行われた3日間の実習の集大成「ショータイム」では、大学生と小学生が力を合わせて創り上げた歌やダンスを見学。リハーサルから本番、さらには学級活動までの様子を間近で見ることができました。小学生と一緒にイキイキと活動する大学生の姿に、生徒たちはたくさんの刺激と感動を受けたようです✨
大学に戻ってからは、ツアー全体を振り返る「リフレクション」を実施。将来の夢や大学選び、高校生活での目標について仲間と語り合いました。
夕食では、クラーク出身のIPU学生3名との懇親会を開催。大学生活や受験の体験談を聞くことができ、進路への意識がさらに高まった様子でした。
夜には、体育学部の学生が案内するキャンパスツアーも行われ、施設や部活動を見学。充実した一日の締めくくりとなりました!
※表現教育アウトリーチプログラムとは、歌やダンス、演技などを通して自己肯定感を育むための、学校や地域などへ出向いて行われる教育プログラムです。




Day3:大学生との交流と体験授業から学ぶ「教える力」
ツアー最終日の午前は、前日に見学した広島県尾道市での「表現教育アウトリーチプログラム」に参加していた大学生6名との交流からスタートしました!
3日間の実習を終えたばかりの大学生たちは、疲れが残る中にも笑顔で参加。小学生との触れ合いや、歌・ダンスの指導を通して感じた学びを、クラーク生に直接語ってくれました。
大学生からは、
「児童は私たち先生を映す鏡。不安を持てば不安が伝わり、笑顔で接すれば笑顔が返ってくる」
「疲れていても学校に着くと児童に会い元気が湧く。教員としての働き甲斐を実感した」
「子どもたちの吸収力に驚いた。準備して真剣に向き合えば、必ず応えてくれる」
といった言葉が次々と飛び出し、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。休憩時間にも質問が絶えず、学びへの関心の高さがうかがえました。
続いて、このツアーで3つ目となる体験授業を受講。今回は数学の授業です。
興味を引く導入や、視覚的にわかりやすい教材が工夫されており、生徒たちは「教わる側」ではなく「教える側」の視点も意識しながら参加。授業づくりのヒントをたくさん得ることができました✒️




2泊3日のツアーを通して、生徒たちは初対面とは思えないほど強い絆を深めました。
岡山駅での別れの場面や、前夜の交流の時間には、「もっとここにいたい」「まだたくさん話したい」
という声もあがり、充実した時間を過ごせたことが伝わってきました💡
今回のツアーを通じて、生徒たちは大学での学びや人との関わりを体感し、将来の目標に向けて新たな一歩を踏み出しました。教職探究部の活動は、「全国オンライン教職探究部」として継続し、学びをさらに深めていきます。