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第20回全国高校生英語ディベート記念大会に出場!優秀コンストラクティブスピーカー賞を受賞!

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第20回全国高校生英語ディベート記念大会に出場!優秀コンストラクティブスピーカー賞を受賞!

全国高校英語ディベート連盟(HEnDA)主催の第20回全国高校生英語ディベート記念大会が、12月20日(土)・21日(日)の2日間、埼玉県川越市の東京国際大学 川越第1キャンパスで開催されました。

この全国大会に、クラーク福岡中央キャンパス 国際専攻の生徒4名が出場しました。全国から集まった高校生ディベーターたちと英語で討論を行い、一ノ瀬さん(3年)が優秀コンストラクティブスピーカー賞を受賞しました。

優秀コンストラクティブスピーカー賞:相手の意見を踏まえながら自らの主張を論理的に提示し、建設的な議論を展開した生徒に贈られる個人賞。

ディベートの様子
優秀コンストラクティブスピーカー賞を受賞した一ノ瀬さん

全国高校生英語ディベート記念大会とは

英語によるディベートを通して、論理的思考力や表現力、多角的な視点を育むことを目的とした全国規模の大会。全国高校英語ディベート連盟(HEnDA)が主催し、各都道府県の予選大会を勝ち抜いた高校のみが出場できる全国大会として位置づけられている。

全国各地から選抜されたチームが一堂に会し、同一論題について肯定・否定の両立場から討論を行う点が特徴で、英語力だけでなく、論理性やエビデンスに基づく思考力が総合的に問われる。

42分間で論理を競う英語ディベート

今大会の論題は、「日本政府は16歳未満の子どもによるソーシャルメディア利用を禁止すべきである。是か非か。」です。

大会では、1試合42分間、肯定・否定の立場に分かれて英語で討論を行います。試合ごとに担当する立場が異なるため、出場生徒は肯定・否定の両方の視点から論題を調べ、事前に十分な探究と準備を行ったうえで大会に臨みました。

サマリー担当の岡田さん
互いにタイムキーパーを務め合う

役割分担を生かした戦略的ディベート

6試合が行われた中の1試合で、福岡中央キャンパスは否定派として出場しました。

この試合では、インターネットやソーシャルメディアの利用時間を将来の成長に生かすことができる可能性に着目すると同時に、オンライン上のトラブルが若者に心理的な負担を与えていると指摘されている現状にも触れ、具体的な数値やエビデンスをもとに多角的な議論を展開しました。

ディベートは、コンストラクティブ(主張の土台をつくる)、アタック(相手の弱点を突く)、ディフェンス(反論に答える)、サマリー(議論をまとめる)と役割を明確に分担して進行しました。論点を一つひとつ積み重ね、相手校の主張に的確に応答した結果、この試合では見事に勝利を収めました。

アタック担当の甘蔗さん
勝利が決まった瞬間、思わず笑顔に

出場生徒のコメント

一ノ瀬さん(3年)コンストラクティブ担当
※2026年4月から、立命館アジア太平洋大学 国際経営学部へ進学予定
「今までの努力が報われました。HEnDAでは肯定・否定の両方を考える必要があり、客観的に物事を見る力が身につきました。英語力も伸び、人と話すことがより楽しくなりました。」

甘蔗さん(3年)アタック担当
※2026年4月から、立命館大学 国際関係学部へ進学予定
「チームワークが苦手でしたが、このメンバーだったから乗り越えられました。HEnDAを通して、気持ちが通じ合う経験ができたことが大きな収穫です。」

岡田さん(3年)サマリー担当
※2026年4月から、早稲田大学 商学部へ進学予定
「昨年も参加しましたが、全国大会を経験したことで自信がつきました。チームで挑戦する中で、仲間の存在の大切さを強く感じました。」

高武さん(1年)ディフェンス担当
「英語で考え、伝える力と論理的に考える力が身につきました。全国の生徒と交流できたことも、とても楽しい経験でした。」

ディフェンス担当の高武さん
限られた時間で戦略を共有

授業で培った力が全国の舞台へ

福岡中央キャンパスでは、イライジャ先生が担当する英語ディベートの授業を週2時間実施しています。授業では、英語表現とともに、根拠に基づいて考え、伝える力を養っています。その成果が、全国大会で発揮されました。
顧問の玉野先生は、今回の大会について次のように話します。

「この大会では、エビデンスを集め、相手の主張を分析しながら自分の意見を組み立てる力が求められます。こうした経験を通して、生徒たちは論理的思考力やクリティカルシンキングを実践的に身につけていきます。」

全国大会という実践の場で得た経験と成果は、生徒一人ひとりの将来への大きな自信につながっています。

会場となった東京国際大学前で記念撮影
イライジャ先生(右)と健闘を誓い合う

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