(株)パソナ農援隊と連携した「国内探究留学」を首都圏で今年度初実施

地域の未来をデザインする国内探究留学。向ケ丘遊園跡地でのフィールドワークを実施
首都圏で今年度より、(株)パソナ農援隊と連携した 全10回・8ヶ月にわたる「国内探究留学」 がスタートしています。4月の授業開始以来、生徒たちは社会課題の調査・分析、講義、ワークショップなどを段階的に重ね、現在も12月の授業を通して学びを深めています。
その学びの大きな節目となったのが、9月12日(金)に実施した「向ケ丘遊園跡地」(川崎市)でのフィールドワーク。都市再開発の現場を実際に歩き、地域の未来像を描く視点を養う重要な取り組みとなりました。


高校生として初めて「向ケ丘遊園跡地」を視察
向ケ丘遊園は2002年の閉園後、長らく未利用地として残されてきましたが、現在は「ゼロベースのまちづくり」を掲げ再開発が進められています。
今回、クラークの生徒は 高校生として初めて跡地を視察。
手つかずの土地を歩きながら、地形や環境、地域資源の可能性を観察し、まちづくりに必要な視点を学びました。




生徒は“未来の住民”の視点でまちを構想
視察後、生徒たちはグループごとにディスカッションを行いました。
- 地域の持続可能性
- 都市と自然の共生
- 再開発に必要な要素
など、多様な観点から「未来のまち」をデザインしました。
「自分の一歩が、まちの未来につながると感じた」「地域に関わることが、将来を考えるきっかけになった」といった声も寄せられ、実地での学びが生徒たちの視野を広げています。


関西では淡路島を舞台に3年連続で実施
首都圏での実施は今年度が初めてですが、関西エリアでは(株)パソナ農援隊と連携し、淡路島でのフィールドワークを3年連続で実施しています。
地域づくり、自然環境など多様なテーマを扱い、地域と共に価値を創造するプログラムとして発展してきました。
その実績をもとに、今年度は首都圏でも新たに都市型フィールドワークを導入し、地域の多様性に応じた学びが広がっています。

クラークは今後も、国内各地の企業や自治体と連携し、“現場で学ぶ”国内探究留学 をさらに発展させていきます。
生徒が地域社会のリアルに触れ、未来を構想する力を育む機会を、全国へ広げていきます。
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