【授業風景】言葉で届ける「ありがとう」──3年生国語表現の授業で手紙を書く
柏キャンパスでは、言葉を通して「伝える力」を育む学びを大切にしています。高校3年生の国語表現の授業では、「手紙の書き方」をテーマに、自分の想いを相手に届ける実践的な学習を行いました。
授業ではまず、手紙の基本的な構成や言葉遣い、書き出しや結びのマナーなどを学習。形式だけでなく、「どんな気持ちを、どんな言葉で伝えるか」にも重点を置き、言葉選びの大切さを学びました。
そのうえで、生徒一人ひとりが「今、手紙を書いて気持ちを伝えたい相手」を自分で設定し、実際に心を込めて手紙をしたためました。家族、友人、恩師、未来の自分へ――宛先はそれぞれ異なりますが、そこには高校3年生としての素直な想いや感謝の言葉が込められています。
普段、直接は伝えにくい気持ちも、文字にすることで見つめ直すことができる。手紙を書くという行為を通して、生徒たちは「言葉の力」と「伝える意味」に改めて気づいたようです。
卒業を間近に控えた3年生たちが、自らの言葉で誰かに思いを届ける――心温まるひとときとなりました。


