【3学年】英語コミュニケーションⅢ 教科探究授業で深める学びと自己表現
クラーク記念国際高等学校では、すべての教科において「探究的な学び」を取り入れています。
課題発見力・情報収集力・協働力・表現力といった、これからの社会で必要とされる力を育成しています。今回は3年生の「英語コミュニケーションIII」の授業で、「ファッションで自分の生き方を表現する」という教科書のテーマをもとに、ファッションとサブカルチャーを切り口とした探究活動を行いました。
ファッションで自分の生き方を表現する
授業のはじめには、普段の私服選びにおいて何を大切にしているかを振り返りながら、「Do you wear what you really want and why?(自分は本当に着たいものを着ているのか。それはなぜか)」という問いに向き合いました。
ファッションが自己表現や社会的メッセージの手段にもなりうる
続いて、いくつかのサブカルチャーの例をもとに、ファッションが自己表現や社会的メッセージの手段にもなりうることを学びました。 「服は機能性だけでなく、思想や価値観を映し出すものでもある」という視点に、生徒たちは新たな発見を得た様子で、興味津々にスライドに見入っていました。
発信したい社会的メッセージを芸術的に表現できる
そこからは、生徒一人ひとりが関心のあるファッションのサブカルチャーを選び、自ら問いを立てて探究を開始しました。 サブカルチャーの歴史的背景や社会的なメッセージ性、誕生の背景や今日の影響力など、多様な視点から調査を進めました。
さらに、自分自身が発信したい社会的メッセージを考え、それをどのような形で芸術的に表現できるかを探りました。ファッションにとどまらず、絵画や音楽、小説、メイク、キャラクターデザイン、さらには料理に至るまで、生徒たちからは創造力あふれるユニークなアイデアが次々に生まれました。
教科の学びは知識を習得することが目的になりがちですが、自分の関心や生活と結びついた学びの中でこそ、生徒たちは目を輝かせ、主体的に学びに向かいます。クラーク記念国際高等学校では、これからも「学びって面白い」と心から思える授業を通して、生徒一人ひとりの可能性を引き出していきます。