【留学】ドイツサッカー留学③〜岡崎慎司監督との対面と、掴み取った最終試合〜
後半のプログラムでは、最先端の育成環境への視察や、現地で挑戦を続ける日本人との交流、そして元日本代表・岡崎慎司監督からの魂の指導など、生徒たちの人生観を揺さぶるような濃密な体験が続きました。
偶然をチャンスに変える「マインドセット」と最先端の科学
日本人醸造家・浅野秀樹氏が営むワイナリー「639(ROKU SAN-Q)」を訪問した際は、浅野氏の歩んできたキャリアから「偶然を形にする力」を学びました。渡独時のふとした一言から始まった醸造家の道。予想外の出来事から道を切り拓いていくその姿勢は、正解のない未来へ進む生徒たちにとって大きな示唆となりました。
また、ブンデスリーガの「TSGホッフェンハイム」では、世界最先端の科学的育成システムを体感しました。選手の判断スピードを数値化する「フットボナウト」や、360度スクリーンで脳の認知能力を鍛える「ヘリックス・アレーナ」など、サッカーを「実験室」のように分析する環境を視察。トップレベルの強さが、いかに緻密なデータと論理の上に成り立っているかを肌で感じました。
︎現役選手との対話と、自分たちで手繰り寄せた「奇跡の出場」
「バサラマインツ」の日本人選手たちとの座談会では、5年後の自分に向けた「未来レター」を作成しました。
海外という厳しい環境で、仕事をしながら夢を追う先輩たちの「コンフォートゾーン(心地よい環境)を抜け出すこと」という言葉は、生徒たちの心に深く刺さったようです。
その熱量は、ピッチの上でも形となって現れました。地元のクラブチーム「ブーデンハイム」の練習に参加した際、生徒たちのひたむきな姿勢と積極的なコミュニケーションが現地コーチの心を動かしました。
通常、飛び入り参加が難しいとされる「トレーニングマッチ」への出場を、異例の形で認めてもらったのです。
自分たちの振る舞いがチャンスを引き寄せるという、何よりの成功体験となりました。

岡崎慎司監督の言葉
そして最終日。
生徒たちが待ちわびていた元日本代表・岡崎慎司監督による特別セッションが行われました。
圧倒的なオーラを放つ岡崎監督を前に、最初は緊張気味の生徒たちでしたが、監督は一人ひとりの言葉に真摯に耳を傾けてくださいました。
「ここで感じた熱量も、日常に戻ればリセットされてしまう。だからこそ考え続けることが大切だ」という言葉。
そして「夢を否定されても、それを『見返す力』に変えてほしい」というエール。
泥臭く世界を戦い抜いてきた岡崎監督からのメッセージは、生徒たちの心に一生消えない火を灯しました。

セッションの最後には、岡崎監督から直接、修了の証であるバッジが授与され、固い握手を交わしました。
最後の試合!
午後の最終プログラム、ブーデンハイムとの練習試合では、4人全員が出場機会を得ました。
限られた時間の中で持てる力を出し切った生徒たち。
試合終了後には「最高に楽しかった。でも、得点を決められず悔しい。もっと長くプレーしたかった」という言葉が飛び交いました。

︎次のステップへ
大きな怪我や体調不良もなく、全員が無事に全行程を終了しました。
ドイツの厳しい冬の空の下で得た、喜び、驚き、そして悔しさ。そのすべてが、彼らのこれからの人生を支える強固な土台となるはずです。
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