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【学習】「保健体育」授業 ~性意識と性行動の選択~

 2学年を対象に、「保健体育」授業では、「性意識と性行動の選択」という単元を実施しました。今回の授業では、「性に関する価値観の違いを知り、自分と相手を大切にする選択について考えること」をテーマに学習を進めました。

 授業の導入では、「今日の授業は“正解”を決める授業ではありません」という話をしました。性に関する考え方や感じ方は人それぞれ異なります。だからこそ、「自分ならどう考えるか」を大切にしながら、お互いの価値観を否定せずに話し合うことを約束して授業をスタートしました。

 授業では、恋人同士のやり取りを題材にしたケース教材を使用しました。付き合っている相手との関係の中で、「好き」という気持ちと、「自分の気持ちを大切にすること」の間で悩む高校生の姿を通して、「同意とは何か」「断りづらさはなぜ生まれるのか」などについて考えました。生徒たちはワークシートに自分の考えを書き込みながら、「相手を傷つけたくない」「嫌われたくない」という気持ちが判断に影響することや、「好き」と「同意」は必ずしも同じではないことに気づいている様子が見られました。

 その後は、男子同士・女子同士に分かれて意見交流を行いました。同じ高校生でも考え方には大きな違いがあり、「普通だと思っていたことが、人によっては違う」という気づきが多く出ていました。互いの意見を聞く中で、「相手の気持ちを確認することの大切さ」や、「自分の気持ちを言葉にする難しさ」について深く考える姿が印象的でした。

 また、後半では「高校生に必要な性教育とは?」をテーマにグループワークを実施しました。さまざまなテーマカードを「学校で必ず扱うべき」「家庭や個人が中心」などの4象限に分類しながら、「なぜ学校で学ぶ必要があるのか」を考えました。「ネットだけでは正しい情報か分からない」「知らないことで困る人がいる」という意見もあり、生徒たちは性に関する知識を“自分事”として捉えている様子でした。

 今回の授業を通して、生徒たちには「自分を大切にすること」と同時に、「相手を尊重すること」の重要性を感じてもらえたのではないかと思います。これからも、一人ひとりが安心して考えを伝え合える授業づくりを大切にしていきたいと思います。

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