通信制でもJASSO奨学金は申し込める?予約採用の流れを徹底解説!

通信制高校に在籍していても、JASSO(日本学生支援機構)の対象となる大学・短期大学・専門学校等への進学を希望する場合、奨学金の予約採用に申し込めます。奨学金には、原則として返還不要の給付奨学金と、卒業後に返還する貸与奨学金があります。進学先を選ぶ際は、学びたい内容とあわせて、必要な費用や申込みの時期を早めに整理することが大切です。
この記事でわかること(30秒で要点)
- 通信制高校に在籍する生徒も、高校を通じてJASSO奨学金の予約採用を申し込めます。
- JASSO奨学金には、原則返還不要の給付奨学金と、卒業後に返還する貸与奨学金があります。
- 予約採用は高校在学中に申込み、進学後に必要な手続きを行って利用を開始します。
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通信制高校に在籍していてもJASSO奨学金の予約採用を申し込めます
結論から言うと、通信制高校に在籍する生徒も、JASSOの対象となる大学・短期大学・専門学校等への進学を希望する場合は、JASSO奨学金の予約採用を申し込めます。予約採用とは、高校在学中に申込みを行い、進学前に奨学金の採用候補者となるための手続きです。
大学進学を考えるときは、入学金や授業料に加え、自宅から通うか、一人暮らしをするかによって生活費の考え方も変わります。奨学金は進学費用のすべてを一律に補う制度ではありませんが、利用できる制度を早めに知ることで、進路選択と費用の準備を並行して進めやすくなります。
- 対象:JASSOの対象となる大学・短期大学・専門学校等への進学を希望する方
- 申込み:高校在学中に予約採用へ申し込む
- 利用開始までの流れ:進学後に必要な手続きを行い、正式採用後に奨学金の振込が始まる
JASSO奨学金は給付奨学金と貸与奨学金に分かれます
JASSO奨学金は、大きく給付奨学金と貸与奨学金に分かれます。給付奨学金は原則として返還が不要な制度です。一方、貸与奨学金は卒業後に返還する制度で、無利子の第一種奨学金と、有利子の第二種奨学金があります。
どの制度を検討するかは、家計の状況、進学先、通学形態、卒業後の返還も含めた資金計画を踏まえて考える必要があります。貸与奨学金では、第一種奨学金と第二種奨学金をあわせて申し込む併用貸与もできます。
| 制度 | 返還 | 利子 | 主な学力基準 | 家計基準 |
|---|---|---|---|---|
| 給付奨学金 | 原則不要 | なし | 評定平均値3.5以上、または学修意欲・進学目的を文書や面談等で示せること | あり |
| 第一種奨学金 | 卒業後に返還 | 無利子 | 評定平均値3.5以上、または学修意欲・進学目的を文書や面談等で示せること | あり |
| 第二種奨学金 | 卒業後に返還 | 有利子 | 高校での学習成績が平均水準以上であること | あり |
2027年度に進学する場合の対象者と選考の考え方
2027年度に大学等への進学を希望する方では、2027年3月に初めて高等学校等を卒業予定の方、または高等学校等を卒業した年度の末日から2年以内の方が、給付奨学金・貸与奨学金の対象者として示されています。
給付奨学金と第一種奨学金では、評定平均値が5段階評価で3.5以上であることが学力基準の一つです。基準に満たない場合でも、学修意欲や進学目的をレポートなどの文書や面談等で示せることが基準として設けられています。
第二種奨学金では、高校での学習成績が平均水準以上であることが基準です。いずれの制度も学力に関する基準だけではなく、生計維持者の所得や資産などによる家計基準があります。
- 給付奨学金:学力基準と家計基準があります。
- 第一種奨学金:学力基準と家計基準があります。
- 第二種奨学金:学習成績に関する基準に加え、家計基準があります。

予約採用は高校在学中から進学後まで段階ごとに進めます
予約採用は、高校在学中に申込みを行い、進学後に必要な手続きを完了させる流れです。進学前に採用候補者となった場合も、進学先へ進学した後に必要な届出を行うことで、奨学生として正式に採用されます。
申込みでは、学校から受け取る関係書類をもとに、本人がインターネットで手続きを行います。また、本人と生計維持者のマイナンバー提出が必要です。高校での予約採用には期限があるため、案内を受け取ったら、必要な書類と手順を早めに整理して準備しましょう。
- 春以降:申込関係書類の受取り、インターネットでの申込み、マイナンバーの提出
- 秋から冬:採用候補者決定通知の交付
- 進学後:進学先へ通知を提出し、「進学届」を提出
- 正式採用後:奨学金の振込開始
- 貸与奨学金を利用する場合:返還誓約書を提出
支給額・貸与額は進学先や通学形態によって異なります
給付奨学金の支給額と貸与奨学金の貸与月額は、一律ではありません。進学先、自宅通学か自宅外通学かという通学形態、世帯収入などによって異なります。
給付奨学金の対象となった場合は、高等教育の修学支援新制度による授業料・入学金の減免を受けられる場合があります。ただし、対象となる進学先や支援区分などによって条件が異なります。
進路を選ぶときは、学校の学びや入試方法だけでなく、入学後に必要となる費用や利用できる支援制度もあわせて考えることが重要です。クラーク国際横浜キャンパスの学校説明会では、通信制高校での学びや卒業後の進路について知ることができます。
よくある質問(FAQ)
Q:評定平均値が3.5に届かない場合、給付奨学金や第一種奨学金は申し込めませんか?
A:評定平均値3.5以上が学力基準の一つですが、基準に満たない場合でも、学修意欲や進学目的をレポートなどの文書や面談等で示せることが基準として設けられています。家計基準も含めて、申込みに必要な条件を整理しましょう。
Q:奨学金を利用するか迷っている場合、いつから準備すればよいですか?
A:進学先を考え始めた段階で、給付か貸与か、卒業後の返還をどう考えるか、家計の状況に応じてどの制度を検討するかを整理すると進めやすくなります。高校在学中の予約採用には期限があるため、案内が届いてから慌てないよう、進学費用の見通しを早めに話し合うことが大切です。
Q:高校での予約採用の期限に間に合わなかった場合はどうなりますか?
A:高校で行う予約採用の期限を過ぎた場合は、進学後に進学先を通じて申し込む在学採用を検討することになります。進学後の申込みでは必要書類や手続きの時期が異なるため、進学先での案内に沿って準備します。