高校が決まってから入学までの過ごし方|中3が高校生活へ向けてできる準備

高校が早く決まると、その後だらけてしまわないか。中学校にあまり通えていない状態から、4月に高校生活を始められるのか。
横浜キャンパスで、これからの高校生活を思い描いてみませんか。
進学先が決まったあとに生まれる不安に対して、入学までの数か月をどう過ごせばよいかを考えます。大切なのは、進学先が決まる時期ではなく、決まったあとをどう過ごすかです。
この記事のポイント
- 高校が早く決まること自体を心配する必要はありません。入学までの期間を、高校生活に向けて少しずつ準備できる時間と捉えることができます。
- 生活リズム、学び直し、人との関わりは、急に変えようとせず、本人の状態に合わせて少しずつ整えていくことが大切です。
- 家庭だけで進めることが難しい場合は、中学生を対象としたフリースクール「クラーク国際中等部」も一つの選択肢です。
高校が早く決まることは、悪いことではありません
進学先が早く決まることは、本人にとっても保護者の方にとっても大きな安心につながります。受験まで長期間、不安や緊張を抱え続けるよりも、「次に進む場所が決まった」という安心感を持てることには大きな意味があります。
特に、中学校への登校や人間関係、学習面などで悩んできた場合には、進学先が決まることで、少しずつ次の生活に気持ちを向けられるようになることもあります。
「早く高校が決まると、だらけてしまうから良くない」と考える必要はありません。
大切なのは、高校が決まる時期ではなく、決まったあとをどう過ごすかです。
高校入試はゴールではなく、高校生活へのスタート地点
高校受験は、「受験」「合格」で一区切りを迎えます。しかし、4月になれば、新しい校舎、新しい先生、新しい友人、新しい授業の中で高校生活が始まります。
進学先が決まってから高校入学までの数か月は、「何もしなくていい期間」ではなく、「高校生活に向けて準備できる期間」と捉えることもできます。
すべてを一度に変える必要はありません。生活、学習、人との関わりの中から、今の本人に必要なことを少しずつ考えていきましょう。
入学までにできる準備① 生活リズムを少しずつ整える
中学校に行けていない期間が続いている場合、「高校になったら、毎朝起きられるかな」と不安を抱えているご家庭もあると思います。だからといって、進学先が決まった翌日から急に生活を変える必要はありません。
「4月になったら突然変わる」のではなく、4月までの数か月を使って少しずつ準備する。そう考えるだけでも、高校生活へのハードルは変わってきます。
- 起きる時間を少し意識してみる
- 外へ出る機会をつくる
- 決まった時間に何かに取り組む
- 人と関わる時間を少しずつ増やす
入学までにできる準備② 中学校の勉強を「全部やり直す」と考えなくていい
学校に行けていない期間があった場合、「高校までに中学校の勉強を全部取り戻さなければ」と考えてしまうことがあります。しかし、短期間ですべてを完璧にしようとすれば、本人にとって大きな負担になってしまいます。
大切なのは、「高校入学までに完璧にすること」ではなく、「もう一度学び始める準備をすること」。
たとえば、まず英語だけ少し復習してみる、毎日20分だけ机に向かってみる、分からなくなったところまで戻ってみる、といったところからでも構いません。
高校選びの際にも、現在の学力だけを見るのではなく、入学後に学び直せる環境があるかという視点まで持っておくことが大切です。
入学までにできる準備③ 人と関わる経験を少しずつ重ねる
高校生活で変わるのは、勉強だけではありません。新しい先生や同級生との関係も始まります。
特に、人間関係や学校生活への不安から中学校への登校が難しくなっていた場合、「新しい学校で、また人間関係をつくれるかな」という不安を本人が抱えていることもあります。
誰かと話してみる。一緒に何かに取り組んでみる。自分の意見を伝えてみる。そんな経験を重ねることも、高校生活への大切な準備になります。

家庭だけですべてを解決しようとしない
生活リズムを整えることや学習を始めること、人と関わることが大切だと分かっていても、「それができたら苦労していない」と感じる方もいるかもしれません。
「高校が決まったんだから、そろそろ勉強したら?」「高校に行くなら、朝起きる練習をしないと」と保護者の方が声をかけ続けることで、本人との関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。本人自身も、やった方がいいことは分かっていても、なかなか動けない状態かもしれません。
だからこそ、家庭の中だけですべてを解決しようとしないことも、一つの選択肢です。
高校入学までの時間を「空白」にしない。フリースクールという選択肢
クラーク国際には、中学生を対象としたフリースクール「クラーク国際中等部」があります。クラーク国際中等部は、中学生が安心できる環境の中で、学習したり、人と関わったりしながら過ごすことのできるフリースクールです。
フリースクールと聞くと、「不登校になった中学生が通う場所」というイメージを持たれる方もいるかもしれません。もちろん、現在中学校への登校に不安を抱えている中学生にとっての選択肢の一つでもあります。
高校進学を控えた中学3年生にとっては、「高校生活へ向けた準備をする場所」として考えることもできます。
高校が決まってから4月までをただ待つのではなく、自分のペースで次の高校生活への準備を始める方法として、フリースクールという環境を活用することもできます。
- 決まった時間に外へ出てみる
- 少しずつ学習する習慣をつくる
- 先生やほかの生徒と話してみる
- 集団での活動に参加してみる
- 高校生活に向けて生活リズムを整えていく
「中学校に戻す」ではなく、「高校へつなげる」
中学校への登校が難しくなっていると、「高校に通うためには、まず中学校に毎日戻れるようにならないといけない」と考えてしまうことがあります。でも、必ずしもそれだけが高校進学への道ではありません。
中学校生活でできなかったことを一つずつ取り戻してからでなければ、高校へ進めないわけではありません。
今までの状態に無理に戻そうとするのではなく、「4月から、どんな高校生活を送りたいか」という未来から考えてみる。
そのために、まず週に何日か外へ出てみる、少しずつ人と話してみる、高校で困らないように必要な勉強に取り組んでみるなど、今できることを考えていきます。高校への進学が決まったからこそ、過去ではなく「次」に目を向けられる期間にすることもできます。
進学先が決まったら、全員が同じ準備をする必要はありません
進学先が決まったすべての中学生が、フリースクールを利用する必要があるわけではありません。そのまま中学校生活を続けることが本人に合っている場合もあります。今はしっかり休むことが必要な場合もあります。
学習面だけ準備すればよい人もいれば、人との関わりを少しずつ増やしていくことが必要な人もいます。
大切なのは、「今の本人の状態」と「4月から始まる高校生活」の間に、どんな準備が必要なのかを考えることです。
高校選びでは、「合格した後は?」も聞いてみてください
高校選びでは、「入試はどんな内容ですか?」「欠席日数は影響しますか?」「どのコースがおすすめですか?」といった質問に目が向きやすくなります。もちろん、どれも大切です。
現在学校生活に不安がある場合には、「もし進学先が決まったら、4月までどんな準備ができますか?」ということも聞いてみてください。
高校は、合格するためだけに選ぶ場所ではありません。入学したあと、実際に高校生活を送っていく場所です。合格までではなく、入学まで、そして入学した後まで相談できる学校かという視点も、高校選びの基準にしてみてください。
今の不安も、4月からの高校生活への期待も、横浜キャンパスで聞かせてください
9月19日(土)のオープンキャンパスでは、高校でどのような生活ができるのかを知りながら、今から4月までにできそうな準備を考えていただけます。学校説明会では、コースや入試について知り、説明会後の個別相談で現在の状況や不安を直接お話しいただけます。進路ややりたいことがまだ決まっていなくても大丈夫です。雰囲気や学びに触れたい方はオープンキャンパスへ、コースや入試について知り個別相談で話したい方は学校説明会へお越しください。出願資格は、学校説明会とその後の個別相談への参加で得られます。
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