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【プロジェクト学習】平和探究プロジェクトの活動を紹介します!④

クラーク名古屋校の目玉授業の1つでもある、「プロジェクト型授業」について紹介します!

クラーク名古屋校では、社会に出てから活躍できる人材にという目標のもと、自分自身の力で学び続けることができる自律的学習者を育てるための授業を豊富に展開しています。その一つに「プロジェクト型授業」があります。

目次

平和探究プロジェクトとは?

平和探究プロジェクトでは、名古屋大学大学院との高大連携、戦争と平和の資料館ピースあいちとの博学連携のもと活動を行っています。本プロジェクトでは、戦争体験者の方にインタビューを行い、お話を後世へ伝える「語り継ぎ活動」と、お聞きした戦争体験話をもとに問いを立て、実証活動を行う「探究活動」を行います。

満州で戦争孤児となった経験を持つ橋本克己さん学童疎開を経験した木下信三さん、2人の戦争体験者に行ったインタビューをもとに探究活動を行い、パワーポイントにまとめました!

橋本克己さんにインタビューを行ったグループ

探究テーマ:「戦争の記憶が現代にもたらす影響について」

木下信三さんにインタビューを行ったグループ

探究テーマ:「疎開先での食生活について」

今回は、発表活動の内容の一部を紹介します!

成果発表会

成果発表会は、12月19日に中電ホールで行われました。参加者は専修名古屋校の全校生徒で、初めて大人数の前で発表を行いました。成果発表会を通して、「聴衆を惹きつけるにはどのように発表したらよいのか」など様々な課題も見つかりました。

学会発表

2月15日に名古屋大学にて行われた名古屋歴史科学研究会の1月例会に参加し、様々な研究者や教育者の方々にご講評をいただきました。「戦争における日本の加害性をどう捉え、伝えていくか」など様々なご指摘もいただき、非常に有意義な時間になりました。


CLARK AWARDS2024

「疎開先での食生活について」を探究したグループが、2月21日、2月22日に池袋で開催されたCLARK AWARDS2024に参加しました!!このCLARK AWARDSは、校内の成果発表会、地区大会を突破した生徒のみ参加できる全国大会です。結果的に受賞はできませんでしたが、この大会を通して、全国のクラーク生に戦争体験の語り継ぎができたことは、大きな意義があったと思います。

活動を通しての生徒の感想

今回の平和探究活動は、今まで漠然としか捉えることができていなかった戦争を、自分なりに真剣に考えるきっかけになりました。またそれを通じて、日本の戦争の歴史や平和について、座学では学べないようなことも学ぶことができ、自分の将来にもつながるような、とても貴重な経験になったと感じました。

2024年度の平和探究プロジェクトの活動はこれで終了です。2025年は、戦後80年という節目の年になります。年々戦争体験者が減少し、継承主体が非戦争体験者となる時代が近付く今、若い世代が戦争体験者の記憶を聞き取り、継承していく必要があるのではないでしょうか。

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