【学習】名古屋校の通常の授業の紹介!社会(公共)では生徒たちが話し合いを通して「忘れられる権利」についての理解を深めました!
今回は1年生の公共の授業で実施した「ジグゾー活動」の様子をお届けします。
一つのテーマについて複数の資料を読み解くことで、自分の中になかった新しい視点を得られることが、ジグソー活動の最大の魅力です。
今回、生徒たちが挑戦したのは、「忘れられる権利を認めるべきか、認めないべきか」という、大人でも考えさせられる難しいテーマでした。授業の冒頭では「悲惨な事件や災害などの記憶・記録は後世のために残すべきだから、認めない方がいいのではないか」、「事件の加害者が更生した場合は、権利を認めるべきなのでは」と一生懸命に考え、互いに意見を交わしていました。

活動が本格化するにつれて、生徒たちの意見交換もさらに活発になりました。自分たちに与えられた資料を基に、様々な憶測や見解を発言し、グループの生徒との意見とのすり合わせをすることができました。その結果、授業の冒頭と終わりで忘れられる権利を認めるか、認めないかの賛否が変わる生徒もいました。

このような活動を通じて、普段の授業や課題で学んだ知識を活用しながら、生徒たちは学ぶことの面白さや楽しさを実感しているようでした。