【夏期講習】美術館・博物館ツアー ~美術・芸術に触れる夏~
7月18日および22日〜24日の夏期講習期間に実施された「美術館・博物館ツアー」の講座に参加した生徒たちの様子をお伝えします。美術館や博物館には、実際に作品や歴史的な遺産を目の当たりにすることで、より深い理解と感動を得られるという魅力があります。だからこそ、本講座では、生徒たちに実物を直接見て、感じ、学ぶ貴重な体験を楽しんでもらいました。
初日は、アートカードを使ったゲームを行い、生徒たちの柔軟な発想力を育むとともに、芸術作品の多様な解釈の仕方を体感してもらいました。



二日目の22日(火)は、豊田市美術館で開催中の「モネ─睡蓮のとき」展を鑑賞しました。連作『睡蓮』を目の当たりにした生徒の一人は、「近くで見るとモネの筆づかいや配色の大胆さがわかるが、作品としての一体感は感じられなかった。しかし、遠くから見た瞬間、一つの作品として浮かび上がってくることに感動した!」と感想を述べていました。また、常設展や同時開催の現代アート展も鑑賞することができました。

三日目の23日(水)は、徳川美術館にて「時をかける名刀」展を観覧しました。国宝や重要文化財を含む徳川美術館所蔵の刀剣が多数展示されており、非常に見ごたえのある内容でした。「想像以上に刀剣がかっこよかった! 他の刀の展示も見に行ってみたい」と話す生徒もいました。また、常設展では尾張徳川家の貴重な遺産も見ることができました。

最終日には、豊田市美術館と徳川美術館の特徴や、実際に行った時の感想を生徒同士で意見交流をし合いました。また、初日に実施したアートカードを用いたゲームも、初日よりも活発にそして自由にできました。
今回の「美術館・博物館ツアー」を通じて、生徒たちは芸術に対する理解を深め、豊かな感受性を育むことができました。今回訪れた場所にとどまらず、今後もさまざまな美術館や博物館を訪れ、さらに多くの学びと感動を得てほしいと願っています。