【学習】模擬国連開催!!国の文化・歴史・社会的課題を考え世界の課題を発見する!

クラーク名古屋校では、文化祭の取り組みを発展させた学びとして「模擬国連」を開催しました。各クラスが国連加盟国の中から一国を選び、その国の文化・歴史・社会的課題を学ぶ活動を進めてきました。文化祭では、それぞれの国をテーマとした展示や体験型企画を行い、来場者にその国の魅力を紹介しました。さらに模擬国連では、「学んだことを自分たちの言葉で発信する」ことを目標に、自国の立場から世界の課題に向き合うスピーチを実施しました。

今年度の模擬国連では、SDGsの中から「安全な水とトイレを世界中に（目標6）」「住み続けられるまちづくりを（目標11）」「つくる責任 つかう責任（目標12）」「陸の豊かさも守ろう（目標15）」の4つをテーマに設定。各国代表となった生徒たちは、自国の現状を調べ、問題点を整理し、持続可能な未来に向けた政策提案を英語や日本語でスピーチしました。教室内は真剣な空気に包まれ、各国の代表がそれぞれの立場から意見を交わす姿は、まさに「学びの国際会議」と呼ぶにふさわしいものでした。

発表前は緊張の面持ちを見せていた生徒たちも、発言を重ねるうちに堂々とした表情へと変わっていきました。自分の考えを相手に伝える力、相手の意見を受け止めて考える力を育む貴重な機会となり、終わった後には「緊張したけれど、やり切った」「他の国の意見を聞いて新しい発見があった」といった声が多く聞かれました。模擬国連を通して、生徒たちは世界の課題を自分ごととして考える力を育み、互いに刺激し合いながら成長する姿を見せてくれました。