農業ビジネススクール”アグリガーデン”とコラボ!土からはじまる探究学習
クラーク国際の探求学習とは
クラーク福岡中央では「探究する力」を育てるための実践的な学びに力を入れています。
今回は、農と緑のある暮らしを提案する企業「アグリガーデン株式会社」(公式HPはこちら)との協働による授業がスタートしました。
正解がない時代を生きる力を育むために私たちが目指すのは、「問いを自分で見つけ、考え、解決していく力」。
未来を生きる生徒たちにとって、これは不可欠な力です。教科の枠を超え、身近なことや社会のことに目を向ける探究型の授業を通して、自分自身の「学ぶ意味」を見つけていきます。

取り組む課題は。。
今回のテーマは「トマト栽培」!
探究の入り口として、生徒たちはトマトを育ててみることにしました。
ただ植えるだけではなく、土や育て方を工夫して、生育の違いを観察するという“実験”の要素も取り入れています。
4種の土 × 3つの育て方でチャレンジ
使用する土は4種類(トマト用の土、柑橘の土、野菜用の土、腐葉土のみ)。
トマト用の土ではさらに3つの条件を設定し、成長にどんな違いが出るのかを比べます。
• 芽かきを丁寧に行う鉢
• 芽かきをあえてしない鉢
• トマトのそばにバジルを植えた鉢(コンパニオンプランツの効果を観察)


校長先生のご指南を受けながらトマト苗を植えます
興味のなかったことに「おもしろい!」を見つけてほしい
植物の変化に目を向けることで、「普段気にしていなかったことが、こんなに面白いんだ」と感じられるかもしれません。
「自分には関係ない」と思っていた分野にも、関心をもつきっかけになることを願っています。
これから始まる観察日記
今後は、水やりや日々の観察記録を続けていきます。
育ち方の違いに気づいたり、仲間と話し合ったりする中で、たくさんの学びが生まれるはずです。
トマトがつなぐ、“学び”と“暮らし”の新しいカタチ
アグリガーデンとの協働は始まったばかり。
土や植物を通して、生徒たちが自分の暮らしや未来について考える時間にしていきます。
今後の取り組みも、どうぞご期待ください!