九州電力:玄海原子力発電所を見学!
6月27日、小雨が降る中、キャリアⅡの課外活動として、玄海原子力発電所を見学してきました。
5月から始まったキャリア探求
クラーク国際では、高校在学中だけでなく卒業後も見据え “社会で活躍できる人物” の育成に力を入れています。
一般科目などにおける「点数」でははかれない能力=「非認知能力」の向上を目的とし、
「キャリア探究」という授業が開講されており、教育と探求社と企業連携して「コーポレートアクセス」という授業に取り組んでいます。社会とつながりながら、リアルな学びを経験することで、課題発見・解決力やプレゼンテーション力を磨きます。
今回は、九州3拠点(福岡<原子力>、熊本<水力>、鹿児島<地熱>)とともに学ぶことで、多方面から、電力にアプローチし、知識の共有、問題の共有、解決方法の共有をはかっていきます。
いざ!玄海原子力発電所を見学!
私たちは、エネルギーパークにて、見学、説明をしていただきました。
普段の授業では学ぶことができない実際の発電の仕組みや安全対策について理解を深めるための貴重な機会でした。
見学では、まず施設の概要説明を受けました。原子力発電所の仕組みやエネルギーの流れ、そして放射性物質の取り扱いについて学びました。案内役の方々は、難しい専門用語をわかりやすく説明してくださり、私たちの質問にも丁寧に答えてくださいました。
発電所内部を見学し、特に印象に残ったのは原子炉の構造とその働きです。核分裂により生じた熱エネルギーを利用して水を蒸気に変え、その蒸気でタービンを回すことで電気を生み出す仕組みを実際に見て理解することができました。また、厳重な安全管理体制のもと、放射線の影響を防ぐための多重の防護措置が施されていることも確認しました。
原子力発電に対しては、事故や放射線の問題が懸念されがちですが、見学を通じて最新の技術と厳重な管理体制により、安全が確保されていることを知りました。特に、使用済み燃料の処理や冷却システムの維持において、多くの工夫がされていることが印象的でした。また、発電所周辺の環境保護活動にも力を入れており、地域社会との連携も強化されていることが伺えました。
今後の取り組み
見学を終えて、原子力発電が私たちの生活に欠かせないエネルギー源であることを改めて実感しました。今後、エネルギー問題や環境問題を考える際には、今回の見学で学んだことをしっかりと活かしていきたいと思います。発電所のスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。
今回の見学は、エネルギーの未来について深く考える良いきっかけとなりました。これからも、学んだ知識を基に、持続可能な社会の実現に向けて私たちに何ができるかを考えていきたいと思います。
また、夏休み明けには、3拠点合同で、九州電力様と対談する時間をいただいています。
私たちはもちろん、他の生徒も自分事となるように、なにができるか、具体的なアクションまで、考えていく予定です。
おまけ
電車で片道2時間かけていってきました。せっかくなので、バスの待ち時間等にちょこちょこ唐津を満喫してきました~。