【キャリア探究Ⅰ×考える力】
15のコンピテンシーを詳しく知りたい方はこちらからご確認ください。
探究をきっかけに思考を深める体験を
選択の対面授業「キャリア探究Ⅰ」では、探究の土台となる「問いを立てる」パートを生徒たちが学んでいます。先日の授業では、「自分をどう見つけるか?」というテーマで、問いを立てる流れを紐解いていきました。授業の流れに乗りながら、考えを深めていくことを体験し、日常の高校生活にその体験を生かせるようなきっかけになればとの意図で実施しました。

テーマからイメージを広げる
「問いを立てる」といっても、まず何からやればいいのか…?探究に慣れていない生徒たちは戸惑います。そこで、「自分を見つける」という言葉から、思いついた印象、やってみたらいいと思ったことなど、イメージを少しずつ広げていきます。付箋に書いて、とにかく書き出すーー思考のフレームワークとしては、オーソドックスな「ブレインストーミング」の手法ですが、高校生ではまだあまり経験していない生徒もいます。生徒たちは最初は恐る恐る、でも徐々に活発に、アイデアを書く手が動き始めていました。

出した意見にフィードバックする
グループで意見を出し合いながら、メンバー同士で感じたことを思いを口にするーー。慎重な生徒にとっては、かなりのハードルです。でも少人数での授業実施で、お互いの思いを述べやすいよう、教員もサポートします。「この授業では、安心して、何を言っても大丈夫」--そんな心理的安全性を担保した授業で、生徒たちの意見交換も徐々に活発になっていきました。お互い、表情や雰囲気を確認し合いながら、自分が出した意見にフィードバックをもらい、相手から出た意見にも返答していく。その経験が、人と人との関係を深めるベースになります。まずは場数を踏むこと。それはアイデア出しも、意見交換も、同じキーワードで結ばれているように思います。
考える力を多方向から育成
考える力は単純に「さあ、考えよう!」といって伸びるほど簡単でもありません。アイデアを出してみよう、人と意見を交わしてみようーーそんな一つ一つのプロセスを通じて、多面的に高めていくことができる力です。キャリア探究Ⅰでは「問いを立てる」授業を通じて、「考える力」も伸ばしていきます。今後は生徒がさらに探究を深めていけるよう、さまざまな仕掛けをしていきます。
