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【グローバルコミュニケーション専攻】ラオス課題解決型研修2日目!本格的にプログラムが始動!

プログラム2日目は、午前に現地の人々の生活レベルを知ることを目的に市場及びショッピングモールの視察と、午後にラオスの障がい者が抱える課題を知ることを目的にアジアの障がい者活動を支援する会(以下ADDP)の活動の視察をしてきました。

市場では、魚介類及び肉類(なかには内臓や切り落とされた頭なども)が生のまま置かれ、そこに多くのハエが漂う風景と、生臭い匂いに驚きを隠せない様子でした。その一方で、一つ道を渡れば、別の世界が広がっており、大型のショッピングモールがあり、その中には、日本人にとって馴染みのあるロッテリアやスターバックスが入っていました。この格差にも衝撃を受けている様子でした。

振り返り時には、「市場の雰囲気には驚いたが、すごい賑わっていて人も優しく接してくれた。ショッピングモールでは、閑散としていて働いている人々はドライに感じた。」といった感想があり、これに対して「外資の力で経済の発展を感じるけど、現地の人々の生活にはマッチングしていないのでは。」といった意見があげられていました。

ADDPの訪問では、ラオスの障がい者が抱える課題についての話を職員および障がい当事者の方々に伺いました。ラオスでは、障がい者が教育を受ける体制が十分に整っていないこと、障がいを抱えているのは、当事者及びその家族が前世で悪行をしていたせいであるといった宗教上の考え方があり、差別・偏見が存在することなど、当事者及び家族が生きにくくさがある現状を知りました。その後には、ユニバーサルスポーツの一つである卓球バレーを通しての交流と、活動の視察をしました。

振り返り時には、「話を聞いて、ラオスの障がい当事者は苦しそうな印象を持ったが、その後の交流と視察では、楽しそうで前向きに生きている印象を持った。」という感想から、「ADDPが行う活動の可能性を感じ、日本でもこの活動を参考に実践していくべきでは。」といった意見があげられました。

わずかに一日ながらも、経済、宗教、幸せとはなど多くのことに気づき、知り、考える時間となりました。ご紹介したのは、一例で多くの感想及び意見をあげてくれていました。ここからどのように考えが変遷していくのか、これからのプログラムも楽しみです。

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